第32話 N簡易裁判所判決に対する不服理由
以下は神野がO弁護人に回答した、N簡易裁判所の判決に対する不服の理由である。
令和2年2月宣告のN簡易裁判所の判決に対する不服の理由
1.『Kスポーツジムが会員を退会させようと思えば、会員に退会を促すか契約を解除すればすむことであり、…』
とあるがとんでもない無知の極み。
理由もなく退会を促したり契約の解除などできるわけがない。会員が本ジムに著しく迷惑をかけるとか、犯罪を犯すとかきちんとした理由が必要である。
Kスポーツジムが刑事事件を作出したとは思わないが、私の本ジムでの行動からして、アスリート仲間とのスキンシップはどうしようもないが、私を逆恨みしている女子従業員なら利用できる、と考えた可能性は十分考えられると思います。
またNa裁判官はSNSによると、大企業優先の手抜き裁判が多いとの書き込みあり。
彼はKスポーツジムを健全な企業としているが、本ジムはブランド力はあるものの健全な企業とは言い難く、近年関西の支店は次々と閉店し、サービスや従業員の質を落とし、会費は上げるという傾向があります。
また、対象外の会員から消費税を徴収したり、プールや風呂に汚物が浮いていても回収・消毒にとどめるのみ。この度のコロナ第一波でも、スポーツジムでは大幅赤字は本ジムだけです。
2.原告の法廷供述の信用性の不自然さ
『原告女性の供述態度に不自然さはなく…』と言っていますが、腹筋台では、私が右手で背中に触り左手が太ももであれば、角度はおのずと腰関節になる。しかし、彼女は角度を膝だと言っている。しかも腹筋するのに膝の角度の意味が分からないとはどういうことか。膝の角度によって腹筋トレの強度が決まる。不自然極まりない。
他にも、私との証言内容が大きく違っている。どのような理由で彼女の供述が信用できると判断したのか示されていない。
『本件以前から被告人に悪感情をもっていた様子もうかがわれず…』とあるが、”胸が大きいと言われ、施設側に話はしておいた”のなら、十分悪感情は持っていたのではないか。
それに、女子更衣室のロッカーの開け閉めでの私の注意(クレーム)に対しても、不機嫌そうな表情だった。
3.目撃者の法廷供述の信用の不自然さ
受付から腹筋台までは、鏡経由で18.5mあり、鏡越しで様子がおかしいとなぜ分かるのか。後輩としか言ってないが後輩本人の証言がない。
腹筋台でインストが会員に腹筋指導をするのは日常的なことなのに、何故後輩が仕事をしないで鏡を見ていたのか不自然。架空人物の疑い大。
被害者たる女性や他のスタッフに胸が大きいとか、業務に関係ない話をしたとして実害は何なのか? 何の被害もないのに何故気にかけて見る必要があるのか?
決定的に不自然なのは、受付から鏡越しに見える範囲。腹筋台と前屈現場は同時には鏡に映らない。目撃者は、直接目撃現場から前屈現場まで2~3mと言ってるが、計測したら4m70ぐらいでした。
もしも2~3mだとしたら、受付から直接目撃現場までずっと鏡越しに見えるのに、何故すぐ近くに来るまで見てなかったのか説明がつかない。
目撃者もまた、私との証言内容が大きく違っているうえ、原告とも違っている。
4. 被害者と目撃者の証言の違い
これぞ正しく、Na流手抜き裁判の極めつけ。
『両者の証言には、触った回数や時間、触った範囲及び手の動きについてそれなりに相違が見られる』。
実に、驚きですね。これだけ重要な核心部分での大きな相違を『それなりに』とは!
私と被害者たる女性の供述の相違は、”太ももの付け根から臀部の真ん中あたり(被害者たる女性)”か”太ももの下の方から臀部の付け根(私)”。”下から上に一回のみ”は一致している。
『被害者が述べている状況と、目撃者が2~3mから目撃した状況は重要な部分で一致しており、齟齬はない』とは、これまた驚き。
目撃証言全体の中で、一致しているところは皆無。腹筋台でも被害者たる女性と私の証言は”膝から太もも(被害者たる女性)”か”ウエストのすぐ上(私)”で、ともに”一回のみ”と大した相違はないのに対して、目撃者は”5分ぐらい肩や背中に触っていた”など偽証も甚だしい。
最後の近距離からの目撃も、目撃者だけが上下に何度も触っていたと偽証しており、一致しているところは全くない。
『見る位置の違いや説明に個人差がある』で片付けられることではない。
to the next Episode.
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