明日、アリアスの森で

@Kapucino

伝説


ーこの森には有名な伝説がある。

とある村にある青年と少女が住んでいました。そしてアリアスの森に足を踏み入れました。青年は世界を救う力を、少女は世界を滅ぼす力を手に入れました。2人はそれぞれ自分の力を使っていきました。青年は欲望のまま世界を救う力を、少女は慈悲の心で世界を滅ぼす力を使っていました。ある日、2人は大喧嘩をしました。理由は青年が自分の力で人を殺したから。

「ねぇ、どうゆうことなの?パトラ。」

「どうもこうもあいつがたまたま通りかかったのが悪いんだろ?お前はそう思わないのか?シーナ。」

「私は、私はそうは思わない。アリアスの森で力を手にした時から人を守るために使う。そう決めたの。」

「ふーん。つまらない奴だな。シーナは。せっかく滅ぼす力を持ってんだろ?お前には持ったえない力だ。...俺にくれよぉ?」

「は、はぁっ!?何言ってんの!?あげないわよ!悪用しそうなパトラには!」

「へぇー。そうか。」

シーナはパトラが諦めたと思いその場から立ち去ろうとした。......しかし、

「きゃぁぁぁ!」

「...ケチだなぁ?シーナは。そんなんだからアイツに」

『殺されるんだよ。』

その後シーナの姿を見たやつも、パトラの姿を見たやつも現れなかった。




これが、この狂ったセカイのハジマリだ。

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