第2話④『絶望的な日常』とは、『色の無い世界』
絶望した者には、全部がモノクロにしか見えないのだ。
『全部がカラーで見える人』というのは、全く“死にたい”なんて思ってなくて、絶望とは無縁の奴等なのだ。
何も考えられなくなったり、うつになったり、“死にたい”と考えるようになったり、急に笑い出したら危険信号。
本当に死んだら、そこでおしまい。
要はаоиを創設し、管理している。
彼は一体、何のためにаоиを創(つく)ったのか──。
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