第81話 第2回イベントの開始
最初にプレイヤーが来てから少し経ったところで、ダンジョンに訪れるプレイヤーが急に増えて来た。
プレイヤーがダンジョンに来て挑戦してくれればDPが稼げるからこちらとしては問題ないのだが、2層目をクリアしたプレイヤーは居ない訳ではないのだが依然として少ない。それに1層目でも1度クリアすると何度も挑戦してくるプレイヤーが多いので、ガチャで手に入れた武具の補充が急務になりつつある。
報酬の獲得条件が緩すぎたか? もう少し報酬の獲得条件を厳しくした方が良いかもしれないな。少なくとも現状だと1層目をクリアしても2層目をクリアしても報酬は同じだし、プレイヤーとゲートキーパーのレベル差で獲得できる報酬のレア度や質を変えた方が良いかもしれない。
そう思い少しだけゲートキーパー撃破報酬の条件を弄りつつも、イベントのためにアバターのレベルとスキルのレベルを上げていった。
そして、あと十数分でイベントだ。今のステータスはこんな感じ。
NEMA:ミヨ
種族:ドラゴンレイス
職業:テイマー
ギルドランク:D (387P)
LV37 +5
HP(ヒットポイント):1155 / 1155 +125(STP:0)
MP(マジックポイント):1155 / 1155 +125
SP(スタミナポイント):1145 / 1145 +75(STP:0)
STR:350(0)(150) +25
VIT:395(65)(130) +25
INT:552(86)(267) +25
MND:548(80)(278) +25
AGI:319(64)(82) +25(STP:10)
DEX:217(26)(24) +25(STP:15)
LUK:1328(0)(1200) +15
STP(ステータスポイント):0
※ステータス数値の次の()は装備による増加量、その次の()はスキルによる増加量。+はLVアップ時の上昇量とSTPによる増加量の合計
スキル:15 / 17
光魔法 LV19 INT+90+95 MND+30+38
竜体 LV16 VIT+80 MND+80
テイム LV42 テイム可能LV42+アバターLV(最大LV30)
育成 LV51 追加経験値量+30%MAX 補正値増加(小)
補助魔術 LV29 INT+58 MND+58
回復魔術 LV24 INT+24 MND+72
素手格闘 LV50MAX STR+150 VIT+50 AGI+50
危険察知 LV28 罠・敵対存在感知(小)
幸運の流れ星 LV4 不明
激運 LV12 LUK+1200
ドロップ率増加 LV43 ドロップアイテム増加50%MAX
看破 LV38 看破可能LV34+アバターLV
鑑定 LV39 鑑定可能ランクC
回避 LV16 回避性能上昇(微) AGI+32
武具強化(生産技能) LV8 DEX+24
特殊スキル
ダンジョン管理 LV14
称号:見習いテイマー ダンジョンの初発見者 ダンジョンマスター
装備
武器:陽下花の水晶短杖+2 INT+48+8 MND+30+6
頭:テイマーの耳飾り テイム成功率が微上昇する テイマー関係のスキル経験値の取得量が微上昇する
胴:魔道の灰服+1 VIT+32+3 MND+40+4
腕:細工の腕輪+4 DEX+18+8
腰:魔道の灰服+1
脚:春風の迅速靴+2 AGI+54+10
アクセサリー 5 / 5:英知の腕輪 INT+30
増魔の髪飾り MP回復量微増 +0.5%
フォートレスリング VIT+30
守りの腰飾り 状態異常抵抗(小)
サイドポーチ 容量拡張350%(7L) 重量80%減
従魔(4 / 5):シュラ LV 37(スライムガール) ぷらてあ LV 35(アルラウネ) 朱鞠 LV34(デススパイダー) キャラメル LV38(ウィンドキャット)
レベルが5上がり、スキルの軒並みLVを上げ、結果的に結構ステータスが上昇した。
また、新しくスキルを取得した。
回避スキルは敵の攻撃を回避する時の無敵時間を伸ばす、まあ攻撃の回避がほんの少ししやすくなるスキルだ。WIKIで調べた限り本当にほんの少ししか無敵時間は伸びないらしいので、AGIを上げるために取得したようなものだ。
武具強化は戦闘職向けの生産スキルだ。一時的に武具を強化するスキルではなく、魔石を使って武具を永続的に強化するスキルで、ガチャで獲得した武具も強化できるため取得した。ガチャでいい装備がなかなか獲得できなかったため、苦肉の策で取得したスキルだったが、ステの中で一番低いDEXも上昇したから割といいスキルだった。
元々取得していたスキルもレベルが上がったことで出来ることが増えたのもよかった。ついさっき素手格闘スキルがレベルマックスになったんだが、次の派生スキルが3種類あってじっくり選びたいからイベントが終わるまでは放置することにした。一応、スキルを使うことで獲得できる経験値は蓄積するらしいから、早めにスキルを派生させる必要もない。
さて、装備とポーションとかの消費アイテムの確認も終わったことだし、イベントエリアへの移動をしよう。
先ほどから目の前に出ているウィンドウにある移動ボタンを押して、通常エリアからイベント専用のエリアへ移動した。
視界が一気に変わりイベントエリアの光景が見えるようになった。どうやら初期の場所はランダムで決まるらしく、周囲にプレイヤーがごった返しているという事はなかった。ただ、周囲を見渡せばちらほら他のプレイヤーの姿が確認できたので、やはりモンスターは取り合いになりそうだ。
もう少し良さそうな場所に移動しようとしたのだが、最初に立っていた場所から5メートル以上離れることが出来なかったので、混雑対策というかプレイヤーの配置の偏りを極力減らすように設定されているようだ。
碌に移動が出来ないことがわかったので、イベントの開始時間まで再度所持しているアイテムの確認をしながら待つ。
そして、イベントの開始カウントが始まり、そのカウントが0になると同時に俺を含めプレイヤーたちはモンスターが居そうな場所目掛けて走り出した。
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