あの頃の僕はピュアで楽しかった。かも

わためあソーダ

第1話

「うわぁーっ!」


窓を開けると、昨日の雨が嘘だったかの様なお日様が外を照らしていた。今日、僕は8歳になった。


「とうさーん早く畑に行こうよ!」


そう言って僕はとうさんのいるリビングにいく。


「なんだアーサーもう起きてたか?まだ飯はきてないぞーっ」


とうさん忘れちゃったのかな?


「今日から僕!畑にいけるんだよ!早く畑にいこうよ!とうさん!」


「そうか今日からかぁ、聞いたか母さん!」


俺が妻にそう聞いたとき、ちょうどテーブルに朝食のパンが置かれていた。コレは良い小麦を使っているな、目でわかる。


「ええ、聞いていますよ、あなた。アーサー、良い?畑に行っても遠くには行かない事、暗くなる前に帰ってくる事、モンスターは倒さない事、この3つを守ってね」

「はーい、かあさん!じゃ、行ってきます!早くいこうよとうさん!」

「おいおい、まだ朝飯も食ってないんだぞ。食べてからな。」

「うん!」





朝ご飯を食べたアーサー、とうさんは二人で畑に向かった。

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あの頃の僕はピュアで楽しかった。かも わためあソーダ @wataamesoudaponn

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