☆彡第12話 Short Story 『Let Me See あのね』2021.7.29
#恋の予感から、呆然自失へと1
茫然自失・・・ボーゼンジシツ・・・・そんな状態がぴったりのわたしは
もう日も暮れかかり、今にも牙を剥いた野生動物でもどこからか出てきそうな
山奥にその時佇み、途方に暮れていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・
課内の社員旅行で わたしは日本海側に近い山奥に来ていた。
今回の課内での社員旅行の目的は”川釣り。”
旅館に着いてしばらくして落ち着くと、釣りを始める前に、会社で私の隣の席に座る
新入社員の藤原君に誘われて、私と後輩の黒木さんとの3人でドライブに出ることになった。
我が社は総勢1500名ほどの社員とアルバイト120名程を抱える大手企業。
まっ そこの支店のまたその中の工営課の課員で年に、2度ほどこうやって
旅行に出かけたりするのだ。
私達の課の事務所は特別に、支店のそのまた出張所という形で
親会社のフロア―に間借りしている。
若い女性社員はごくわずか。
わたし 27歳と後輩の黒木さん19歳だ。
黒木さんはまだ10代で、とっても大人しい子だ。
なんていうか、まだまだ子供っていう感じかな。
後は 結婚している35歳くらいの親会社の社員が2名とアルバイトのこれまた
、、、30代後半から40代の女性が2名ほど。
男性社員はというと、出張所と親会社の支店を合わせて 約50~60名程だ。
そういうわけで、平凡でこれと言って取柄のないわたしだけれど、結構、皆から
かわいがられているほうだと思う。
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相変わらず暑い日が続きますね。(^^;
オリンピックネタですが、内村航平選手が年齢的にピークを
とうに過ぎ、1種目のみの出場と聞いていて、4年前航平くんと
並んで人気と実力を兼ね備えていた体操白井健三選手が引退して
いたことも知り、、、もはや体操に花形無しで・・・メダルなど
到底ないだろうと思っていたのに、ちゃんと次世代が育ってたという
うれしい結末に・・コロナにしろ何にしろ、日本って神がかっていると
感じる今日この頃でです。
団体戦は見てなかったのですが団体戦も逆転の銀メダルだった
ようで、本日の橋本選手も個人総合最後の競技種目で巻き返しての
金メダルに・・見えない存在のお方に守られているのかも
などと思ってしまった。
中国の選手が金を獲っていてもおかしくなかったと思うほど
彼の選手の演技もよかったので。
5位に入賞した北園選手も出来はすごく良かったのでもう少し
メディアは橋本選手ばかりを取り上げないでふたり・・そして
他のチームメイトのことも労ってほしいな、と思いました。
3年後のオリンピックまで、周囲の期待や接触などに翻弄される
ことなく、また元気に技に一層の磨きをかけお目にかかりたい
ものです。
卓球の張本選手は周囲のあまりの期待に、精神的に押しつぶされて
しまったみたいですから。
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