第2話 夢
【夢】
彼はある想いにふけっていた
なぜなら昨日寝ている時に某アーティストの夢を見たからだ
彼女は夢の中で彼に向かって笑みを浮かべ
二人はまるで恋人同士みたいにデートした
彼女が事実上芸能界を引退してから彼女の事は忘れていたのに・・・
しかし昨夜見た夢が忘れられず
彼女のCDを買いにCDショップに足を運んだ
ある者は焼肉を美味しく食べている夢を見て実際に食べたくなり
スーパーに肉を買いに行った
またある者はお酒を飲んでいる夢を見てお酒が飲みたくなり買いに出かけた
私は
とある企業の営業マンだ
私の企業で扱っている商品は「夢」
特殊な電波を発する機械で寝てる人に
特定の夢を見せるのだが依頼が多いのは芸能人
彼らの夢を見せる事で彼らの作品を買ってもらうのだ
商品に関係する夢を見せて商品を買ってもらうのだ
夢はテレビやラジオと違いリアリティがあるから
アイドルとデートなんていう設定も可能だ
あなたは夢に芸能人が出て来た事ありませんか?
何かを食べてる夢だとか・・・
ひょっとしたらそれは我々の宣伝かもしれない・・・
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