第2話:初日

朝はの光が眩しくて思わず目を細めて起き上がった。窓から差し込む光が眩しすぎて目がちかちかする。時計の時刻は7時15分


 今日は新学年になってからの初めての登校日である。遅刻すれば笑いものになってしまうだろう。


 僕は急いできていた寝間着を脱いで壁に掛けてある学ランを手に取って着替えた。


「早くいらっしゃい。朝ご飯出来てるわよ。」


 一階の居間から母の突き抜けるような大きな声が聞こえてくる。


 僕はシャツのボタンを留めながら同じく大きな声で叫び返した。


「今すぐに行くよ。」


 一階へ続く急な階段を下りて僕は居間へと向かった。


 居間には母・父・姉がおり、先に食事をとっていた。


「孝。起きているなら早く起きていらっしゃい。みんなバラバラにご飯を食べられると片付けるほうの身にもなってみなさいな。」


「さっき起きたばかりだよ。」


 急いで長テーブルの空いている席に座り、母が味噌汁と御飯をすっと僕の目の前に置く。


「もう少し早く起きたら。」


 味噌汁を飲みながら横目に僕を見て話しかけてきたのは姉の香純。


 僕よりも3つ年上の大学2年生だ。


「分かっているけど。別にそこまで遅くないだろ。」


「あんただけ皆より遅いから困ってるんでしょうが。」


 母も自分の茶碗にご飯を装い食べ始めている。


 今日の朝食は御飯・味噌汁・鯵の開き・納豆だ。味噌の良い香りがする。味噌汁に一口口を付けた。


 すきっ腹だった胃の中に流し込むと胃にたどり着くまでに味が身体ぬが通っていく感覚が分かる。全神経が胃の部分に集まっている感じがする。


「父さんは御飯のおかわりいるかしら。それともお味噌汁?」


 無言で母親にお茶碗を差し出し母に向かって一言呟いた。


「ん。」


 母は差し出されたお茶碗を受け取り、すっと立ち上がって台所に向かっていった。


「孝。今日から高校2年なるんだからしっかりしなとな。それに今日クラス割りだろ。」


「だから、全然余裕で間に合うって言ってるじゃないか。それにクラス分けって言ったって2組しかないのだから殆ど知っている奴らばっかりだよ。」


 鯵の身を骨からはがして口の中に放りこむ。


 塩加減も僕好みでちょうどよい。


「お父さんの言う通り、孝にはもうちょっとしっかりして欲しいわね。」


 颯爽に台所から戻ってきた母は僕にお小言だ。


 父にお茶碗も渡し、父は一言「ありがとう」と母に返事をした。


「少し抜けているしね。」姉が楽しそうにからかってくる。


 僕はむしゃくしゃするほどではないが、からかわれたりすればいい気分はしない。


 急いで食事を食べ、口の中に詰め込めるだけ詰め込んだ。


 母は呆れたように「そういうムキになる所を欲しいわ。」と一言肩で息をついて呟いた。


 朝御飯を完食し、自分の後ろにある鞄を掴んで「行ってきます。」


 と家族に伝え席を離れた。


 玄関で靴箱から革靴を取り出し革ベラを踵に差し込んで一気に踵を入れる。


 バタバタと母が後を追ってきて、エプロンのポッケからハンカチを一枚出して僕ぬ渡してきた。


「あんたはすぐ忘れるから。ほら持っていきなさい。あと上履きもね。」


 何もかも母親に見透かされているみたいでなんとも言えない気持ちになる。確かにハンカチもらうの忘れたのは確かだ。


 差し出されたハンカチをバッと掴んで再度「行ってきます。」と伝え玄関を開けて外に出た。「行ってらっしゃい。」と言う言葉を遠巻きに歩き出す。


 今日から新学期だ。きっと大きく1年前と変わらないだろうが、何か起こるのではないと期待してしまう自分もいる。


 仲の良いやつらと一緒になれればいいなと思った。






(2)


 自宅は我が高校まで徒歩・バスを使用して20程で着く。ほぼほぼ平坦な道のりで苦も無く歩いていられる。自分の家から通いやすいためこの高校を志望した。特にここを受験したいと言う志望高もなかった為だ。


 大体この辺は大きい街でもないし、わざわざ遠くの高校を受けるのは進学希望や都会に憧れるが大抵だと思われる。


 僕の家から数百メートル先のバスに乗って4つ先の駅前までバスで向かってそこから少し行った先に学校はある。


 この時間帯はバスの中は学生と高齢者である。満員になる程混雑する路線ではない。


 大体このバスに乗る人は決まっている。後部座席の方にこの辺のお年寄り達が相席し、畑の話や毎日の出来事を話し合っている。がやがやと騒ごうが運転手は怒る訳でもなく、ごくごく日常的な部分と捉え毎日仕事をこなしている。


 時折、ガタンガタンとバスが揺れながら僕はバランスを崩して倒れない様に前と後ろに足を動かして安定を取る。 


 周りを見渡すと町のメインストリートと言われる商店街まで田んぼがちらほら。ぽつりぽつりと民家や小さい店がある程度だ。


 駅もあるが、朝のラッシュ以外は本数も少ないし、最終時間も11時きっかりだ。まあ最終まで乗る人なんてほぼほぼここの町にいないが。


 ー次はー次はー


 車内に響くアナウンスに耳を傾けていると。バスは次第に速度を落として2つ目のバス停に停車した。


 プシューとバスの扉からどかどかと入りこんでくる男が一人。僕より頭一個分ほど身長が高い。


 僕の昔からの友人の佐藤裕也だ。鞄と大きいボストンバックを抱えて狭い入り口から整理券を取っている。周りにいる乗客にいちいち挨拶しながら移動している。すかさず、彼は僕を見つけてすぐ隣にやってきた。


「よっ。おはよ。」


 背中をおもいっきり叩かれてバランスを崩し、前のめりになりそうになった。


 前に人が座っていたら大惨事になっていた所だ。


「毎回バスの中ではやめろって言っているだろ。」


「いいじゃんか。別に。」


 小学生の頃からよく一緒に遊んでいた。気が合うというか。腐れ縁という仲だ。


 間髪入れずに祐也は続けてきた。


「孝。今日はクラス分けだろ。またお前と同じクラスだといいな。」


 僕の肩に手を掛けて語りだす。


「お前は野球部なんだから知っている奴たくさんいるだろ。」


 ん?なんでだと不思議に首をかしげてこちらを見てくる。


「だって昔から知っている奴のほうがよく知ってるからいいじゃんか。」


 隣で気の抜けた顔をしている男はこんな言葉を聞いたら部活仲間に呆れさせるだろう。


「部活は部活だろう。それはそれ。これはこれだ。」


 ケタケタと笑いながら話している。


裕也が抱えているバッグをちらっと横目で見て彼に尋ねた。


「毎日頑張るなぁ」


「昔からやっているし。楽しいしな。これに後輩も入ってくるだろう。どんな1年が入ってくるかも分からないしな。お前も頑張れよー」


 僕の高校は野球に関しては地方ではそれなりに強い高校だと思う。


 毎年いい線まで上り詰めている。何が足りないのかわからないが一翔也曰く、一押しが足りないらしい。けれど今年はいいらしい。先輩たちも強く、県大会優勝だと意気込んでいると。この前鼻息を払くして興奮しながら話してた記憶がある。


「そういえばさアイツも毎日忙しいそうにしてたっけ。部活のたびに顔みるけど忙しいそうだったぞ。」


「そうなのか。まあ吹奏楽だしな。」


 興味がないような返事に対して祐也は僕の脇腹を肘で突っついて


「おいおい、興味なさげだな。俺らは昔から一緒だろ。寂しい事言うなよなー。」


「別に嫌いなんて一言も言ってないよ。舞とお前も。」


 舞と言うのは僕の幼馴染のもう一人だ。多分もう朝早くから学校の西校舎の外で練習中なのだろう。


 ため息をはぁとついて、揺れるバスにふらつかないようにつり革をもう一度握り直した。変わらなく続く窓の景色を眺めながらふと思った。


 僕の周りには何事にも懸命に取り組む人がいるのだろうか。とても何かに打ち込むことはとても美徳だと思う。


 それに来たら僕はこれと言って部活に取り組んでいる訳でもない。ただ取り柄ではないが好きな事がある。昔から本を読むことだけは好きでよく図書室に入り浸り引きこもっている。あの本の独特の匂いだろうか。古めかしい懐かしい気持ちになる。誰もいない古書が閉まってある部屋など大好きだ。後、蔵書室窓から校庭の景色をぼんやりと眺めていることも好きだ。学校周囲を見渡せるあの景色は誰も知らない。僕だけが知っている。僕だけの景色。ちょっとした優越感に浸れることが出来る。


 次第にバスはスピードを緩めて次のバス停に停車しようと準備している。あともう少しで学校に到着する。新学期にわくわくする気持ちと一掴みほど不安も持ちながら停車したバスを降りて学校へ向かった。




(3)


 公舎の正面玄関の前に貼りだされている3枚の大きい貼り紙を裕也と二人で眺めてた。


 右隣の裕也と肩を並べてみた。


 貼り紙に並んでいるたくさんの名前から自分の名前を見つけるため上から順に眺めていく。周りの生徒達もがやがやと騒ぎながらみている。


 誰それと一緒になった~、クラスが離れちゃったねー等嫌でも聞こえてくる。


 自分の名前を頭の中で何度も呟きながらどんどん貼り紙に目を通していく。


 あった。と目を見張ると隣の裕也が声を掛けてきた。


「俺の名前とお前の名前あったぜ!今年はお前と同じクラスだな。」


 嬉しそうにニコニコしてこちらを見てくる。


「それに舞の名前もあるぜ。三人一緒だなんて中学校以来だよな。」


「そうだね。」裕也に返事を返した後に再度クラス分けの貼り紙に目を通した。そこに一つ名前を見つけた。


 島崎 唯、彼女の名前は自分の名前よりも先に目に付いた。


 僕はその名前を見つけた瞬間に浮き立つような気持にさせられる。


 ー同じクラスだ。ー 


 彼女の名前を見ただけで、安堵感と心臓がドキリと高鳴るのを感じる。


 目を見開いて再確認。本当に彼女の名前だ。


 僕が呆けていたら裕也に現実に引き戻される。


「いつまで見てるんだよ。早く教室に行こうぜ。」


 裕也に促されるように下駄箱まで移動する。下駄箱は名前順に小さいシールが貼られており、その場持ってきていた上履きと履き替え今まで履いていた靴をしまった。2列先の彼女の下駄箱をこっそりと見た。


「ああうん。」


 僕らは2階の教室に向かって二人で進む。


「どっちが先に付くか勝負しようぜ。」それじゃあ行くぞと勢いよく駆け出す。


「えっちょっと待てって。」後に続いて階段を一気に駆け上がる。


 廊下の端から「お前ら廊下は走るんじゃない!!」と叫び声が遠くから聞こえてくる。


「わかってまーす!!」前で裕也が叫んでいる。


 頭の中でチラつく島崎唯を振り切って教室へと向った。


 目の前に僕よりも大きい背中の後ろを追っかける。


 こちらを振り返りながら勝ち誇った顔で


「このままだとお前の負けだぞ。負けたほうが昼飯おごりな。」


 そんな事は全く何も言ってなかったじゃなかったか。それにそんなに大荷物持ってるのにそんなに早いんだ。


 足の歩みは止めないで理不尽な約束に文句を言ってやる。


「そんな。お前に勝てるはずないだろ!!」


 階段を2段ずついとも簡単に飛ばして駆け上がっている。こっちは階段を昇るだけで一苦労なのに。


「万が一って可能性もあるだろ。」


 とうの本人は階段を昇り切って周りの生徒を華麗によけながら教室に走り去っていっている。


 もう万が一もなにも無いだろうが。もう諦めて歩いてしまおうかと思ったがここまできたなら負け時と食らいついてやる。存外自分も負けず嫌いなのを再確認した。


 身体全体を使って階段を何とか昇りきって思い切って左へ進路変更を掛ける。上靴が床を滑るなか身体の向きを掛け残りの直線に差し掛かり教室に入ろうと扉の前まで来たが目の前から女の子が飛び出してきた。


「えっ何。」と女性との声が聞こえてきた。


 まずいと何とかその場に止まろうとしたが、勢いのついた歩みはなかなか止める事が出来ず、進行方向とは逆に身体に力を入れたがもう回避できそうにない。


 結局僕は目の前の女子に思いっきり真正面からぶつかった。肩越しに女子の身体を感じる。髪が顔の前を掠めてとても良い香りがする。危険な事があったりするとスローモーションのよう感じるのはまさしく本当なのだと実感した。また、咄嗟に匂いを嗅ぐなんて男のさがなのか。情けなくなる。目下と迫ってくる床に何としてもこの娘だけはと自分の為にケガだけはさせたくないと咄嗟に彼女の頭と抱える。


 そして、僕はつんのめって転んだ。しかし、倒れた感覚がなく痛みもない。そのまま自分は誰かに支えられていると分かった。


 ゆっくりと顔を上げてみると焦った表情で苦笑いをしてこちらを見ている裕也がいる。


「悪い。悪い。まさかこんな事になるなんて思わなかったから。」


 ごめんごめんと僕の背中をポンポンと叩いてやっちゃったと僕を見てきた。


「いや本当にごめんな。」


 こいつがとっさに助けてくれたから僕ら二人とも転倒せず大事にいてらなかっと。祐也は心底申し訳なさそうにしているがそんな風にしていても余計腹が立つ。


「元々、お前がこんな事しようなんて言わなきゃこんな事にはならなかったんだぞ!!」


「いやー。」ヘラヘラと


「あんたらね。」フルフルと身体を揺らして僕と裕也の間で震えている。


「さっきからあんたら何やってるのよ。」僕らの間から聞き覚えのある声が聞こえてくる。


 再度下に目線を向けると怒気を含んだ声色で叫んだ。


「そしてさっさと離しなさいよ。てか、離れてよ!!」


 右手で僕の胸を押して身体を引き離そうとうとし、左手で裕也を払いのけようとしている。


 教室中でみんなが僕らを見ている。そりゃそうだ。僕らは3人でサンドイッチの様に抱き合っている。それも真ん中に女子だ。自分が第三者の立場なら絶対に見るだろう。


 僕は頭にまわしていた手をぱっと離して両手を振り上げて悪意などアリマセンよと訴えかえるように全身にて表現する。


 裕也が申し訳なさそうに「いやーごめんな舞。けど、お前でよかったよ。他の女子だったら大変だったぜ。大けがしちゃうもん。絶対に。」


 僕も一言、「本当にごめん。まさか人が出てくるなんて思わなくて。痛みとかない?…けど知り合いで本当に良かった。」


「知り合いだの、私だからだの良いってもんなの!?てか、廊下なんか走ってるなっての。…どこも痛みはないわよ。周りの迷惑でしょ。完璧に。」


 あー…とぶつぶつ言いながら制服の皺や崩れた髪を手で直している人物の渡辺舞。僕のもう一人の幼馴染だ。さっきの良い匂いのした人のが舞なのかぁと別の意味でドキドキしていまう。しかし、すぐぐに冷や汗で出てきた。


 すかさずに舞はキッと睨みつけて僕に説教する。


「孝も孝じゃない!!こいつの挑発に乗ってるんじゃないわよ。周りの事とか扉のから人が出てくるとか考えなかったの!?朝から本当に!!」


 ヒステリックに言っているが挑発に乗った自分が悪いし、周りの迷惑なんか眼中になかった。非があるのは自分なので何も言えない。


 押し黙って舞のお説教を喰らっていると助け船を裕也が差し出してくれた。


「まあ、まあ、もう許してやろうよ。こうやってお前にぶつかったのは孝だけどよ元凶は俺な訳だし。なっ。」


「あんたも悪いのよ。わかってんの。」


「初日から喧嘩するのはやめようぜ~。機嫌を治してくれよ。お昼に孝がなんか舞におごってくれるからよ。」


 なっ僕を見て目で訴えかけてくる。


 財布の中身が寂しくなる。けれど、これは僕が招いた結果なのだと諦めるしかない。


 僕は両手を合わせて舞に謝罪する。


「お昼は何かおごるよ。だから勘弁してくれ。」


 僕を見て「…ほんとに?」怪しげに見つめてくる。


「本当に本当だよ。舞が好きな物なんでも。」


「分かった。じゃあ許す。けど次に似たような事したら二人ともひっぱたくからね。」食の力は恐るべし。


 裕也は胸を撫でおろして「よかった。無事一件落着。」と手のひらをぱんっと叩いて見せた。


「あんたはバカやってんじゃないわよ!」裕也の背中に思い切り平手をぶちかまして必死に痛みを堪えている。


 …もうぶっ叩いてるじゃんかよ…小さい声で呟く裕也を見てクラス中は楽しそうに眺めている。


 そうこうしている内に前扉から今年の担任がガラガラと扉を開けて入ってきた。


「みんな早く席に着け~。もう知ってるかと思うが出席番号順に並べよ。見てない奴は黒板に貼ってあるから確認して席に着け。そして、朝から佐藤はうるさい。もう少し静かにしなさい。そして渡辺は佐藤といちゃつくな。」


「いちゃついてません!!」真っ赤な顔してクラス中に響きわたる声で叫んだ。


 周りもクスクスと笑ってみている。


 毎度の事のように扱い「はいはい。分かったから全員席に座りなさい。」


 舞は更に喰いついて「違います!!」と断固抗議した。


 はいはいと先生も教卓に向かいこちらを見て朝の準備を始める。


 僕は落とした鞄を拾って黒板に足を進め、黒板を確認をした。3列目の最後尾だ。なんともいい席だ。


 周りも先生の指示に従い動き始めた。舞や裕也をからかう姿はちらほらあったがすぐに落ち着いた。


 僕も自分の席に向かって歩き、一息ついて席に腰掛ける。そしてゆっくり前を向いて教卓に目をやた。


 視界の先に4列目の3番目にいる島崎唯が楽しそうに僕を見ていた。一度目が合ったがけれどすぐに前に向きなおってしまった。


 たった数秒間なのに彼女の振り返った際に流れるように動く黒髪がとても綺麗で見入ってしまった。


 僕は彼女と目が合った数秒間が何とも言えない気恥ずかしで一杯になる。それから先生が何か話しているが、暫くの間は僕の耳には右から左に会話の内容が通り抜けていき、そして、僕の頭は彼女の笑顔で頭の中が何度もリピート再生され続けた。






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る