昭和96年水無月29日 間に合わなかったフランス軍の日
混迷を極める赤ヘル共和国、もはや士気を上げるため軍用カピバラ弐式による白星勲章が急務であった。
ならば地の利を生かして相性の良いスイドーブリッジの絡繰童夢要塞まで駒を進めた。
先日の横浜ベイ合衆国を焦土化した勢いがあれば大読売帝国の天の使いサンチェスを天に帰せると踏んだのであった。
序盤、聖闘士が号砲を放つも裏では岡本幕僚長が号砲を放ち戦局は均衡に戻されてしまう。
2の刻、軍用カピバラ弐式自ら弾幕を張り、西川騎馬隊が援護射撃をするものも3の刻に大読売帝国の最強攻撃隊により軍用カピバラ弐式は撤退する始末。
しかし、4の刻、天の使いサンチェスの後を継いだかつての二刀流候補戸根が赤ヘル共和国軍の包囲に捕まり、救援に来た世襲議員畠も包囲に捕まり、いつの間にか戦局は赤ヘル共和国が優勢となった。
しかし、8の刻、森の浦ゲリラ作戦を展開した赤ヘル共和国軍であったが丸海軍幕僚長に中央突破された挙げ句、岡本幕僚長に号砲を放たれ戦局を逆転され野営地が焦土化する始末。
フランス軍の援軍で延焼は治まったが、またしても軍用カピバラ弐式に白星勲章を与えることが出来ずにいた。
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