まず言っておきますが、たまたま名字が一緒ですけど、この作品で初対面ですから!!
……でも、手に取ったきっかけは名字ですけど。
いわゆる、追放系ではありますが、とにかく主人公が、健気です。
ホントに真摯でコツコツ真面目で、でも、内心では過酷な状況にちょっと不満やツッコミしたり(たまには口に出して)、聖人君子ではありません。
等身大の、わりとイイ人。
付呪の仕方もなかなか独特(でも、良く考えたら当たり前)で微笑ましくなります。
そこに絡んでくる綺麗なお嬢さん「たち」……嵐の予感です。
ラストまで一気読みしてしまい、今ゆっくり読み返していますが、再読に耐える(さらに新しい視点も拓ける)作品です。
追放系とかチート系とかのフィルターを外して色んな方に読んでいただきたい作品です。