素行不良の金髪ギャルを命賭けで助けたら 学年一の陰キャな俺にセフレができました。 「彼女になれないのなら身体の関係だけでもいいや」と言ってますがどうしましょう?

雲川はるさめ

第1話

素行不良の金髪ギャルを命賭けで助けたら

学年一の陰キャな俺にセフレができました。

「彼女になれないのなら身体の関係だけでもいいや」と言ってますがどうしましょう?


夏のある日のお昼休みのこと。


「お、おい。あれ見ろ、シンジ!

なんか、屋上のフェンスに誰かよじ登ってんぞ」


俺のゲーム仲間、そんでもって名前も似てる親友のシンヤがそれに気が付き、

俺の肩を小突いた。

これから、二人してコンビニに行こうとしてた。


今日はDQNなイケメンのパシリ業務は二人してお休みだった。


何故なら。


そのイケメンの名前は藤島って言うんだけど。

滅茶苦茶男前のサッカー部のエースストライカーなんだけど。

そいつが、県大会だとかで公休を取っていたから。

久しぶりに、

平和に昼休みを過ごせると思っていたが、

一気に暗雲立ち込めた。


「お、おい、落ちたぞ...!!」


「あ、ど、ど、どうする...!?」


シンヤは慌てふためいていた。


「ダメ元でクッションになるしかないだろ...!」


俺は走り、まぁ、シンヤより俺の方が陰キャで、藤島に命令される回数は俺の方が多くてパシられてるから、シンヤより俺の方が足が早かった。


ぶっちゃけ。


俺は帰宅部のド陰キャだけど。


50m六秒台の俊足だった。












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