第12話
今日もとある喫茶店の日常が過ぎていく。
私はこの店のアルバイトのヨーコ。
今日もダンディーなマスターと一緒にお仕事。ウフ♡
バイト歴が長いから豆の選定まで任せて貰ってるの。
でも最近よく来る女性客がマスターにしつこいのね、
本当にあの泥棒猫ったら。
「ねぇマスター、この前プロポーズしてくれたじゃない」
「確かお客様の方からお断りされたかと。言い方が悪いとかで」
「だ〜か〜ら〜、あれはちょっと気が大きくなってただけなんだってば〜」
「あれは一時の気の迷いですよ」
カランコロン
「本日のスペシャルコーヒーお待たせしました〜」
「ヨーコくん、今日は何を選んだんだい?」
「はいマスター、コピ・ルアクです!」
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コピ・ルアクはインドネシア語でコピがコーヒー、ルアクがジャコウネコを指します。なぜそう呼ばれているかは製法に関係があって、知らない人は検索してみてください。高級なコーヒーですよ。一応。
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