そんな日は来なかった

縁とは不思議なもので、あれほど敬遠していた英会話を勉強することになった。


英語が出来るようになったあかつきには、私はアイルランドに行こうと思う。


荷物には、小学校で使っていたリコーダーを入れて行く。

そして、パブのアイリッシュバンドに飛び入りして、ケルトの魂を吹きまくるのだ。


皆は黒ビールを飲みながら、「妙な東洋人だなあ」と思うことだろう。


早くそんな日が来るとよい。

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