落ちこぼれ呼ばれた俺は真の能力を隠すどころか知らない〜この国が成り立っているのが俺のおかげって知ってた?〜
佐々木サイ@100万PV×2達成
強さの片鱗
#0 プロローグ
日本
超能力研究センター
「お願いします!!!我が息子を!!!」
「もう決まった事だ・・・」
「すまないな、市野君・・・」
「これ以外に方法はないのだ。」
「せめてこの私が立会人となろう。構え。」
わずか7歳の少年の処刑が行われようとしていた。
処刑人となった3人の男はマシンガンを構える。標的はもちろん危険人物となったこの少年。
寝ているため、避けられるはずがない。
処刑人に選ばれた3人の顔色はとても悪かった。
「放て・・・」
合図とともに無惨にも一斉に引き金が引かれた。
しかし、放たれた弾丸が少年を貫く事はなかった。
全ての弾丸はその少年の寸前で急に止まった。
そして、まるで何事もなかったかのように下に転がった。
金属音が辺りに響く。
「な!!!これはどういうことだ!」
「わかりません!恐らくこの少年の
「あぁ、頼む。時機に魔力切れになるだろう。」
「は!!!」
再びマシンガンが火を噴く。
しかし、傷一つついていない。
「ダメです、魔力の減少が確認できません。」
「まさか!マシンガンとはいえ、銃弾だぞ?魔力を使わずに無効化するとは・・・」
「化け物だ・・・」
「別の手段をとる事にする、能力者を呼べ。」
その後能力者の攻撃も全てを無力化し、彼の処刑は保留となった。
*
特別危険人物リスト
No,007
市野 結月
いちの ゆづき
危険レベル10.0
年齢=15歳
性別=男
父親=市野 結都
母親=市野 咲耶
体内魔力量
10
最大魔力出力
10
・◼◼◼◼◼◼
・◼◼◼◼
備考
人類からかけ離れた神のごとき能力。
人類の脅威にもなりうるが本人がその事実に気がついていないため、本人の父親の提案である現状維持案を採用とする。
禁則事項
・自らの能力を気づかせないこと。
・この人物及び周囲の人物が不快になるような行為を固く禁ずる。
・不必要な接触を固く禁ずる。
以下の禁則事項を犯した場合、本人の3親等以内の人物及び協力者を処刑とする。
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新作を書いてみることにしました!
前作『序列一位の世界最強魔法師に明日はあるのか』も良かったら是非見てみて下さい!
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