雑記

メルトア

まぁ大したことは無い



 別段大したことは無い。というと混乱されるかもしれないが、ここは一つ落ち着いて読んでいただきたい。本当に大したことは無いのだ。

 此処に記すのは私が進んだ通りの道筋だ。日記と言ったら分かりやすいだろうか。雑記という方が合っているから、表題が雑記なのだが。

 己がいつ死ぬか分からないので。死因は何か分からないが、何にしてもいつ死ぬか分からないので。とりあえず生きている間は、何かに遺しておこうかな、などと。思った次第である。やめて石を投げないで、柄じゃないのは私が一番よく分かっているのだから。

 元々、生き死にに関してはあまり頓着が無かった。曾祖父、祖父、そして父。物心付く前に皆死んでいた。死にたいと考えた事が、無いと言えばまぁ嘘にはなる。さっさと父たちの所に行けたら、楽しいのだろうなぁと思った事も、無いと言えば嘘になる。生きている方が面倒だと、何度思ったろうか。

 だから、今生きている事が信じられなかったりする。あのバカ泣き虫だった私が、こんな涙腺打っ千切ったような冷たい人間で生きているのが。

 連ねて書いてみたら、その過程が見えるだろうか、と思った。こんなに変わるもんなら、文章にしてみれば分かりやすく分かるものだろうか、と。思った。ので、これを今腹痛に耐えながら書いている次第である。

 ちなみに腹痛のおそらくの原因は月経の遅延である。死に滅びるが良い。


P.S.

 伝え忘れていたけれど、これは書ける時に爆散的に書くのでペースがまちまちである。死んだらそれまでだし、死ななければ続くだけだし、もしかしたらいつのまにか100まで手が届いているかもしれないので、とにかくそういうものだと考えてほしい。

 これはあくまで、私の雑記だ。誰かのものでは無いので、私が書きたいように書くものだ。なので、次の話は無視してくれても構わない。

 思うに、私が書くこれは、藝術との邂逅である。

 私がこれを書くことを、その藝術は苦しむかもしれないけれど、だけれども私は、その藝術が生きる旨を、観ていたいなどと思う。

 その藝術が安らぎを求むことを、少なくとも私は、善しとしたくないのだ。


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