第30話 セントルーブ

3人で走る-バイクで。

風が気持ちいい、バイクのエンジン音は無音だと寂しいので色々選べる様にしてある。無音は危ないだろうし…。

ソーニャはバイクを気にいったみたいだ、休憩中でもいい坂があったらジャンプしたりウイリーしたりね、あ‥なくても自分で土魔法でちょっとしたコースで遊んでいる。

一方アリアも俺もそれほど好きではないみたい、休憩中はソーニャ眺めたりスマホいじったり、2人でイチャイチャしたり‥いちゃつくと、バイクが近づいてくるけどねw



結局食べる時や寝る時はキャンピングカーを出すようにした、アメリカにあるようなでかいタイプだ。だって楽だし便利だし(笑)。最初はテント建てたりしてたけどねぇ、そりゃあるなら出すだろ。

中は3人なら問題なく広いし、シャワー・トイレ・キッチン・ベッド完備。


道中討伐した魔物の肉を食べたり、騎士団がなにやら強敵に挑んでいたので

少し手伝ったりもした…ドラゴン肉がまだまだあるので(酔う度に切る)、ドラゴンステーキやドラゴンハンバーガー、テールスープを振舞ってあげた。

すごく喜んでくれたよ、…うん、こっちも何か悪い気がするしね。街の治安を守るのが主な仕事だったのに今やモンスター狩りだもんね。


そして着いたよ"水の国・セントルーブ"に。


…うん、噴水は綺麗だったね。でもそれ以外は、ステーシアと余り変わらないなー

当然のように俺の出した商品や施設はあるしね、いやいい事なんだけどさ。

たださぁ雷帝様考案!とか雷帝様のサイン入りとかはさ‥書いた事ないよサイン自体笑。ただこの国もプロ野球チームが育っているので世界一戦に参加しそうだ。

ヘタ・ジーニやガミレス、イシウミやカルタ等スターもいる。


この国はお米に感銘を受けたらしく、様々な銘柄があった。土を変えたり肥料や水の質を変えて変化を与えてるっぽい。そっかー米の質かぁ、俺が病院めしばかり食べてたから気が付かなかったな。お米自慢のお店で食べた、おにぎりの食べ比べは

衝撃を受けた。

お米って全然違うんだね、もちろんいっぱい買ったよー。

交流して国でも取引するべきだな、何も自分達で作る必要はないしね。

…となると、近いし線路を敷く事も考慮するべきか。

安全に行き来できれば、それも発展に繋がるだろうし。


「どう?二人ともこの国は楽しい?」

「そうですねー…旅行自体が初めてなもので、浮足立ってて正確な判定は無理ですが…いい国だと思いますにぃさま。お米は大変美味しかったです」

「ソーニャは今は頭の中バイクだらけにゃ、ユーキ帰ったらオフロードコース作って欲しいニャ」

「確かにお米美味しかったね、流通できる様に王に相談だな。コースは一般開放させて作ろうかな」

「わーいユーキありがとー」



‥んー、もっと特色があると思ってたけど…これは旅の時期間違えたっぽいな俺達。

もっと此方の文明が伝わる前にするべきだったなー。今更だけどさ。

エルフ国に期待しよう。

次はどこの国に行こうかなー、この国にはどのくらいいようか。ホテルもいい所取れたしあと3日程かな。


「明日は服もいろいろ変わってるかもなので二人で見ておいで、好きなの買っていい

し俺のも適当に頼む、おれはちょっとブラブラしてみるよ」

「はーい、わかったユーキ。楽しみねアリア」

「うんソーニャ‥ね、二人で旦那様の服選ぼうねーいつもにぃさま似たの着てるし」

「ソーニャねー」

「おいおい地味目で頼むな、あまり派手なのは止めてねー」

「「はーい」」



次の日は別行動、俺は1人で覚悟を決めて認識阻害を外し‥お忍びのていで、視察をはじめた。

もうね、狂喜乱舞だよ、サインやらカメラ、握手や子供の名付けまで。

相変わらず老人は祈りだすし…。遅々として進まないけど、これも両国の為には必要だと思いやった…後悔はしている。


途中栄養ドリンクやポーションの自動販売機を見かけた、これはいいネ。

電化製品とかも独自進化していないか期待したけど、まだまだだったね。

ギャンブル系の施設が目立った、賭けの麻雀・将棋や競バイクに競輪、水の都なだけあり競艇っぽいのもあったよ。

さっそく賭けたけど、負けた負けた。いい出費?だったよ。


お昼ご飯は干物定食、ちゃんと和食になってた。うん、美味しい。

出際に店にサインを書いて…午後から何しようかな。


結局なんか気疲れしたので、二人に合流して今度は俺のエンドレス服選びが待っていた。うん、コッチモツカレルネ…。



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最近暖かくなって来ましたね、家の庭が殺風景だったので…みかんの木を1本植えました、いったい実がなるのはいつのことやら。

掘るのすっごい大変だったわ。





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