第26話 デート行脚①
「よし、デートしよう!」
「やったー!」
「はいおにぃさま」
「いや‥君たち反応はやいねーおにーさんビックリだよ」
「ずっとしたかったんだもん‥‥ねーアリア」
「ねーソーニャ、所でどこにデート?」
「んー?色々だよ色々、そだねぇ‥海釣りしたいし、また二人の新作水着も観たい
しカラオケもしたいし食べ歩きもしたい。ゴルフもするかー…つまり、満足するまでデートするわけ、自分の提案したお店や施設の視察も兼ねてるけどねぇ」
「いいねユーキ、楽しみだわ今から…ねぇユーキ。私達からもお願いがあるのよ」
「ん、遠慮せず何でも言っていいぞ?」
「「赤ちゃんが欲しい」」
「お、おう。そうだな‥でも、まだ早いんじゃ無いかな。俺達は前にも言った様に不老不死だ。ある程度見た目は成長するがその内に止まるはず、それからでもいいんじゃないかな、俺はまだ2人と新婚気分味わいたいし。…ダメ?」
「ダメじゃないですにぃさま、質問なのですが生まれてくる子も不老不死なんですか?」
「もちろん」
「ほっとしました、子供が成長して老いて逝くのを見守るなんて…あんまりですものね」
「よかったにゃ、でも不老不死かぁ…あまりポンポン産めないね」
「んーそうだな、子供のその子供達が不老不死なのか分からないしな…まぁ悲観的に考えるのはよそう、なるようになるさ」
「そうですね、それよりも今はデートを楽しみましょう2人とも」
「おう」
「ニャ」
て訳で最初に訪れたのは、とある野球場‥今日の試合はゴブリンズ対オークス。いや魔物は居ないけどね。
オークスのオータヌさんが今日は先発なので観にきた、彼は投げてもいいし打っては飛ばすし…すごい人族だ。相手の先発はクジナミ投手、ちょっとコントロールが悪いけどこちらも良い投手らしい。
んースタンドの雰囲気いいねぇ、酔えないから余り好きじゃないけどビール片手に焼き鳥をつまんだ。…んー?前より美味しいきがする。ソーニャは果実水、アリアはパフェを注文してた。
試合の方はオータヌさん今日はあまり良くないらしい、相手の打者サトゥーにホームラン打たれたりアイリスにもタイムリーを打たれてた。
逆にクジナミの方が完璧であわや完全試合だったよ、応援してたチームは負けたけど
面白いねやっぱり。帰り際、選手のグッズ買って嫁がオータヌさんのファンだから
オークス応援してたけど、俺はゴブリンズの方が好きかも。
日も暮れて来たので、次は食事。
すき焼き屋を訪れた、ちょっと贅沢にマツタケ入りのすき焼き。肉は牛とウルフとオークを選べる…勿論3つとも注文する。
いやぁ美味いねすき焼き、甘い醤油に生卵を絡めて食す料理。
試作品は少ししか食べなかったからあまり印象に残ってなかったが、すんごく美味しい、ソーニャもアリアも黙々とたべている。
後は夜の夜景を見に人工の海へ、魔法で色々ライトアップしてて幻想的だった。
恋人同士や家族連れで来ている、俺達は今日観た試合をアレコレ話してた。
デート2日目は一件目はボーリング場で汗を流した、俺…はターキー連発しすぎて周りの目線が恥ずかしかった、まぁみんなは認識阻害で誰が投げてるか理解してないだろーけど。
スコアは
アリア 79
ソーニャ 125
ユーキ 300だった、面白くないだろ?どや顔したくないし辛かったわ。
お昼ご飯は久々に、孤児院の子達が経営してるハンバーガーの屋台へ、お土産持って行ったら喜んでくれた。
俺はダブチと野菜バーガーと果実水を頼んだ、うん以前より腕を上げた?
嫁達にもハンバーガー様は好評だった、俺屋台ではハンバーガーが一番好きだ。
お腹も落ち着いたけど嫁がスイーツ食べたいって事でソーニャの親が経営している和菓子屋にいく。
ショーケースにすごい量のプリンや団子それに芸術的な練り物が並んでいる。
俺も2つほど練り物を注文して飲み物はお茶を頼んだ。
経営の方は順調みたい、てか人手が足らないのか知らない従業員が増えてた。
あまり長居すると悪いので店を出た、午後からは映画館にする。
恋愛映画だった、それも僕が持ち込んだタイトルではなく完全オリジナルだ。
内容はベタだったけど面白かったよ、嫁達も良かったみたい。
やっぱりオリジナルは嬉しいね。
その後すぐ、今度はオリジナルのアクション映画を見に行ったけど…どう考えても主人公は俺だった。いやいやいやいや、いつか講義してやる。
嫁達はすこぶる好評だったみたい、はいそうですか。
晩御飯は蟹料理へ。
蟹のお鍋に蟹のお刺身、天ぷらやお寿司を注文した。
蟹うめえ、会話など忘れて黙々と食べた。蟹うめえ‥蟹味噌もっとうめえ。
フィー…満足した。ああ蟹にね、デートはまだするよ。
次はなにしようかな……
城に帰りソファーでまったりしてると嫁達が甘えて来た・・・しめのデザートを頂くか。
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