第25話 ステーシア人工海水浴場
ついに完成した海!と言うより塩からい湖だけど。
おはようございますユーキです、15歳です。
海がついに完成した…と言っても前長800メートル四方程度だ。
海藻や岩、珊瑚に砂浜。常に空気が循環され、プランクトンもばっちりだ。
蟹や海老、鯛にマグロ、危険のない寿司ネタは積極的に入れた。
まあ全部モドキだけどね、味も問題ないと思う。だって食べた事ないし生前。
でも鰆モドキは似てたし、大丈夫な気がする。
海の家も完備、サンオイルに浮き輪、ビールに枝豆、焼きそば等いかにもなのを取りそろえた、水着レンタルもあるよ‥シャワー室もね。
ライフセーバーも配置、募集したらすぐに集まった。元冒険者が…どこでもホイホイ冒険者‥いつかギルマスに怒られそうだ。
駐車場も完備だし砂浜も広いので、ビーチバレーも余裕余裕、サーフィンはいまいちだったのでボツにした。ジェットスキーも鬱陶しいのでボツ、お蔵入りしている。
バナナボートは許可した、安全だしね周りに。
サングラスも開発した、度入りもついでに。まぶしいもんね…海辺の太陽にハゲたおじさんとか、ごめんなさい。
砂浜に食べれる貝も埋めておく、もちろん無料で潮干狩りできるよ。
この国は年中20度~25度前後、つまり年中ずっと海開きできる。柵をして投げ釣りコーナーもあるし、小舟で釣りもできる。
勿論深夜早朝は漁船を出して漁をする…予定だ、今はまだ数も足りないしちゃんと根ずくか不安だ。これからも本家の海から輸入はしないと。
海の家の隣には立派な旅館も建てた、安く泊まれるホテルも建てたしキャンプも勿論できる。
結果から言えば大成功、沢山のお客がやってくる。珍しいのか海釣りが流行っているかな、小さい子供やカップルは潮干狩りが人気。
…小さい青空のイベント会場も作って水着コンテストやビンゴゲームも開催している、商品は電化製品だったり現金だったり。
…‥今度3人でデートしようかなー。
あっ、ちなみに王族3人が気楽に行けるのは認識阻害の魔法かけてるから。
テレビゲームも作ったよ…ファミリーサターンだ。まだまだ映像はいまいちだけど売り上げはすこぶるいい、ビッグタイトルは
配管工ブラザーズ・ファイナルクエスト・どぎまぎメモリアルが大人気だ。
娯楽施設も順調に増えている
ゲームセンター・ボーリング場・オートテニス・バッティングセンター。
…これだけ施設増やしたら、後はもうひとり歩きしていくだろう。
如何せん忙しくしすぎた、これからはまったり3人で生活したり、遊んだり
旅行なんてのもいいかも。スローライフっていう奴?
そんな事つぶやいたら二人とも目に涙を貯めて喜んでくれた。心配だったらしい
…なんか申し訳ないので、焼肉(ドラゴン)パーティした。
王様にも伝えた、許可してくれたけど「いいなー」ばっかり言ってた。疲れてるのかな、こないだのキャンプも誘わなかったのも拗ねてるらしいし。
いや、王様誘えないじゃん!…でも可哀そうなので、王城の地下に色々な娯楽施設
やマッサージ施設を作ると進言したら機嫌が良くなった。
スローライフする前にする事って無いだろうか‥スマホは相変わらず作ってない。
まーその時はその時にするかー、まだ若いんだし‥と言うか神なので死ねないし。
勿論俺と結ばれてるアリアとソーニャも死ねないよ?、伝えたらひっくり返ってた…ウケる。そんなもん俺だけ生きのびるとか無いわ、罰ゲームすぎるだろ。
と、言うわけで2人とも不老不死ですやーいやーい。
生活に飽きたら3人で一から国を作ろうかな。
そん時は腹をくくって王様になってやんよ、いや…まだ覚悟は無いけど。
まずはスローライフだよね。
でもスローライフって何だろう、一軒家で畑を耕したりするのかな…?
暇そう、なんかふと病院生活思い出しちゃったよ。
んー改めてすごい事してるんだな俺、寝たきりからのこの生活…女神様や創造神様には本当に感謝しています。
「じゃーん、どう?どう」
「ソーニャも見てー」
とつぜん天使が水着で現れたアリアは黄色いビキニにパレオ、ソーニャは水色のビキニに、これは…タンキニ?
「二人ともすっごい似合ってる、本当に天使様みたい」
「おおげさーにいさま」
「ありがとユーキ♡」
「でも何でまた水着?海行きたいの?」
「んーん、にいさま元気無いから最近」
「そうだよユーキ、どうしたの?‥でも海も行きたいよ?」
「はは、ありがとうな2人とも。考え事が増えただけだよ、海は近い内にいこうな」
「「わーい」」
そして現在は海、ああ人工の方ね。
相変わらず盛況している、今は3人で潮干狩り中。
「いっぱい取れるね、この貝は美味しいのユーキ?」
「ああ、美味しいよー。味噌汁がお勧め」
「そっかーじゃあ今日の晩御飯はお魚とお味噌汁と…後はあっ、そこで蟹売ってる!蟹の塩ゆでだね」
「いいわねーそれ、にいさま蟹むいてー」
「俺は2人の胸に夢中だよ今は…むこうか水着」
「うわーにいさま、おっさんくさーい」
「うっ…確かに。忘れて二人とも‥今日はたっぷりサービスするから」
「はいにいさま」
「ユーヤ本気だしちゃダメニャよ?2人でも耐えれないにゃ」
「あはは、もう決めたしー」
二人のお陰で元気になった気がする、一夫多妻反対してたけど‥悪くないもんだね。
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