第37話 20220331-0401「KAC2022ふりかえりその2」

 KAC20224も、『お笑い/コメディ』で困った。スラッシュ入ったやつはどうも苦手。この回は『終点ひとつ前ひまわり台駅 最後の太陽』からのスピンアウト、『どどどどん~ひまわり台演劇場の夜~』。かつてだった市民ホールの床に語らせることに。センターマイクについては他の方も題材にしてるかんじだった。少し前にみた、『題名のない音楽会』のチューブラー・ベルのことが自分にめっちゃうけたので、登場いただいた。

 オノマトペって、オトマノペじゃなかったんや。とか、調べながら書き直していた。



 KAC20225『88歳』。これもネタがかぶるやろうなあと、「なにか88年前のものをいま主人公が見たりする話」にしようとWikipediaで88年前を調べて、映画『或る夜の出来事』を持ってきた。Amazonプライムで視聴できて助かった。夜中にTSUTAYAいかんとあかんか? とか焦ってました。風俗(くれぐれもハレンチじゃないはう)は当時のものとしてほんと、普通におもしろい。

 タイトル『マスターピース!』は別の自分の作品のタイトルから来ているけどそれとは内容は違っている。



 KAC20226『焼き鳥が登場する物語』、これも困った。焼き鳥でいいのか、「登場する物語」までセットか? これはあかん、いつまでも悩んでたら締め切りまでに文字数書けない、と、いつでも終われるようにチャット形式にした。このときマメに見ていてくれた人がいたら、締切の少し前まで更新がかかっていたことにきづいてくれてたらうれしい。



 KAC20227『出会いと別れ』。何と出会い何と別れるか? 皆さんの作品でうまく出会いと別れが消化されていた。卒業シーズンなのでその方向も考えたが、去年『詩集 おもいで』から『とびたつ君に』を出したので、「押し入れの486マシンで作ったAIみたいなものが成長して世界で受け入れられる」「世界崩壊を止めるためにリソースを割くため作者から切り離される」というあらすじから『えいこう の ひび』となった。これは時間が無さすぎたというか消化不良過ぎたなと思う。この頃関東と東北での電力問題があり、リソースをシェアすることとかもこのへんから着想していたと思う。

 AIの「ミーシャ」の名前はそのまんまMISIAさんから。誕生した頃に時間をかけて、いくつかの単語を翻訳する機能を、主人公と楽しんで開発していたようなところからだけどたぶんそこも伝えきれていないと思う。


 マニアックなところかもですが『THE GLORY DAY』はいいぞ。さいきんのベスト盤やとクリスマスのセリフが編集で消えてるけど。

 この作品のキャッチコピーも、その歌詞を使わせてもらった。


 作品紹介のところから引用すると、

 出会いと別れ、ありがちすぎてこれまた悩みました。「この道わが旅」としてすぎやま先生への情熱をぶつけることも考えたのですが(以前書いたことがあるしエッセイになってもいいと思うんだけど)小説にしたほうがよいかなと思いこちらにしました。

 』


 とある。『出会いと別れ』から『この道わが旅』ネタも考えていたなあ。

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