第38話 ビューティーファイブはアイドル小説になるらしい

 各公募で玉砕記録を更新中の「美少女レスキュー☆ビューティーファイブ」でございますが、カクヨム内の自主企画でも玉砕しましたよ。


 奈月沙耶さまの自主企画「第二回 個人が選ぶ独断と偏見の小説大賞」でございます。

 URLはこちら。

https://kakuyomu.jp/user_events/16816452220313706853


 こちらに出来心で参加しました。目的としましては、ちゃんと読んでいただけるようですし、率直な感想をいただきたかったというワガママですね。


 結果から言いますと、最終選考に残ったものの受賞はならず。しかし、非常に重要な感想(アドバイス)をいただきました。


 以下に転記いたします。


※※※


まず、はっきりいおう。これはライトノベルではない! ライト文芸だああ!!(ピシャアア)


すみません、ちょっとふざけてしまいましたが。

私はこのお話を『宇宙船サジタリウス』とか川原泉のSF漫画みたいな、SF設定の人間ドラマと受け止めました。なのでラノベではないですね、これ。ライト文芸キャラ文芸です。

ものすごーく間口を狭めてしまっている今のラノベではなく、文芸を目指した方がいいと思います。

ライト文芸のメインターゲットは、今後40代50代女性にシフトするだろうとされてます。ならばSF×人情、SF×昼ドラが入り込む余地はありえるし、文芸を読む女性が多いサイトではいろいろ方向性を模索してる感じがするのですよね。

私のこういうヨミに反して、現実はたいていナナメ下を行くので保証はしませんが、ライト文芸キャラ文芸の賞やコンテストに挑戦されてみては、とおススメします。(蛇足ですが、電撃は女性主人公NGだと聞いたことがあります……)

それと、今はとにかく漫画原作が求められてますから、そっちのコンテストも狙い目だと思います。めっちゃ画面映えしそうですから。


流行りだろう流行りじゃなかろうと、面白いか面白くないかの方が重要でしょう。これ、面白かったので、いろいろ挑戦してみてください。めげずにガンガン!


※※※


 こんな感じです。カテゴリーに関する的確なアドバイスと、温かい応援メッセージをいただきました。

 これ読んでて涙が出てきた。正直、嬉しい。


 カテゴリーエラーに関しては、薄々感づいていたんですよ。自分が書く作品は、どうも10代の中高生向けじゃないと。

 もう少し上の年代、20代から30代。下手すると40代とか50代の人にヒットするのかもしれない。そして不安に思っていたのが、実際に面白く書けているんだろうかという点。カクヨムでもなろうでも、まあ反応は薄い訳です。これは、サイト自体がカテゴリーエラーなのかもしれませんねね。まあ、ライトノベルよりはキャラ文芸方向を意識した方が良さそうです。そんなこんなで、非常に重要なアドバイスをくださった奈月沙耶様には感謝しかありません。ありがとうございました。


 さて、ビューティーファイブの改稿方針です。

 美少女アイドル兼レスキュー部隊のユニットですから、やはり歌謡ステージは欠かせないのではないかと思います。第19話でもちらりと書いてますけど、ここはやはり盛り込みたい。そこで、今参考にするため、YouTube見てます。マクロスデルタの主題歌を歌っているワルキューレのやつ。これは、人気声優さん5名で結成されたユニットですね。他にはももいろクローバーZも見てます。個人的にはワルキューレの方がしっくりくる。


 最初、コンサートで歌うシーンから始まって、突然会場にアラームが鳴り響く。これはビューティーファイブ出動の合図。これでコンサートは中止になるのだが、会場は逆に超絶盛り上がる。つまり、ビューティーファイブがステージ衣装からレスキューの制服に着替える生のシーンを見れる事と、彼女達の活躍をモニター上で、しかもリアルタイムで見れるし応援できるから。生着替えといっても普通に着替える訳じゃなくて、マクロスでもシェリルがステージ上で衣装替えするシーンがあって、まあ、魔法少女の変身シーンみたいな奴で、ほぼ素っ裸になるんだけど光ってて大まかなシルエットしか見えなくて、服を着た後で見えるようになるというアレです。

 あと、メンバーをどうするかは悩み中です。元々、カクヨム作家さんを色々無理やり登場させているメタ満載なのがこの作品の売り(おいおいww)なんですよね。いや、それ、誰も希望してないってのは事実かもしれんけど……。それで登場人物が多くなっていたのも事実ですが……。まあ、ビューティーファイブだから5人の線は崩さない。5人+アンドロイドだったのを4人+アンドロイドにする。他の登場人物も極力少なめにする。等々、色々考えているところです。メタ要素のない登場人物への変更も考えたのですが、そしたら全部、書きかえんといかんし……。後半部分は多分面白いし、書き換えるのは面倒だし。

 そんな理由でメタ要素満点の従来路線は崩さずに、登場人物を減らす方向で検討しています。近日中にリメイク版がアーゴーare goです。






 

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