この恋愛ゲームにはハッピーエンドはないのだろうか

咲イカ+

エピローグ

僕たちの恋愛ゲームは絶対にハッピーエンドにしてみせる

はー夢か登校しよう。

おれは中間武志高校生だ。

さーて学校に着いたしあれやるか。

「あー

終末に君は待っているのか

最高だったなー」

ちなみに今言っている「終末に君は待っているのか」は恋愛ゲームのこと。

え?男のくせに恋愛ゲームって思ったか?

別にいいじゃんそんなこと。

え、そんなんやってるお前はモテるのかって?

んなわけないじゃん。俺のスペックは顔中の下、運動中の下、勉強中の下、なんも取り柄がない。

しかも趣味は恋愛ゲームときた。

モテるわけがない。絶対にありえない。

「なんだよ武志、うるさいなー

また恋愛ゲームの話か?」

「そーなんだよー。クライマックス最高でさ

まじで泣ける。」

「そんなこと言ってるからモテないんだぞ」

「うるさいなー」

こんな話してるこいつは優吾。

俺の数少ない友達だで、幼馴染だ。誰にでも優しく、イケメンで運動ができる。無論モテる。

これはそんな俺が、脇役で優吾が主人公であろう恋愛ゲームの物語である。

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