第2話イケメン

「竜斗、早く起きないと学校に遅刻するわよー

初日から遅刻なんて許さないからねー」


初めて聞く声のはずなのに何故か落ち着くような

不思議な感情を感じていると――


「ぐああああああぁぁ!!!!」


突然、猛烈な頭痛が俺をおそった

その時俺の頭には今までの俺の記憶、正しくは

金井竜斗の記憶が流れ込んできた金井竜斗(次からは俺と呼ぶ)

は前世とほとんど同じような性格で生き方だった。


「すごい声が聞こえたけど大丈夫?」


「うん、大丈夫だよ」


「わかったわ、なら早く学校に行く準備しなさい」


顔を洗うために洗面台に行くとそこには言葉にできない

くらいイケメンの男がいた。


「え、これ誰?ww」












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