異世界で作ろう「最強国家！」

フォルダ

音声 001

？

ーー年ーー月ーー日ーー時ーー分（閲覧禁止）録音開始

「……あ、聞こえてるかな？初めてこの機能を使うから少し戸惑ったけど、できてるっぽいね。初めまして、この実験を行うために音声を録音しております、ーーー（閲覧禁止）と言います。今回の実験場所はエリアーーー（閲覧禁止）で行い、本実験が成功した場合、その他エリアでも同様のことを行い増殖（・・）させます。

さてと……では、｜実験01 『検体001番とシステムエグゾディアを融合させる』《・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・》を開始する！……1人でなに大声で喋ってんだ俺……」

-システムオールグリーン　実験01を開始します-

「お、はじまったみたいだね……おお、カプセル内がどんどん青くなってってる、っと現状どうなっているかわからないよね。現在カプセル内に入っている検体001番が青く光り始めてるんだ。あ、この実験の意味教えてなかったね、この実験は検体とシステムエグゾディア……名前は適当だよ？……まあ、そのシシテムを融合させてるんだ。エグゾディア＝魔法（・・）って考えていい」

-進行度　50%突破　第二フェーズに移行します-

「ほほう、そこまで早いのですかぁ。良いですの良いですねぇ……まじで俺どうした？……んん！、さて現在検体から出ている光は青から緑になったね、安全装置も問題なし、暴走の危惧もなし。あと第二フェーズってのは、あの世界……仮名エデン（・・・）に適応するために改造するってこと。あの世界は地球より大きいし、大陸も多いからね（・・・・・・・・・・・・・・・・・・）。まあ、重力操作はしてあるから別に大丈夫なんだけど……一回間違って魔物を作っちゃったからなぁ。それに対応してもらわないと」

録音　5分経過

-進行度　95%突破　最終フェーズに移行します-

「……早くない？早いよね？まだ5分しか経ってないよ？魔物作るのだって何十時間かかってるのに。まあいいや、早いことに越したことないからね。ってなわけで、今どうゆう状態なのかわからないのでAIさんよろしくぅ！」

-……はぁ、わかりました。現在最終フェーズ、内容はエグゾディアを使っても耐えられるように人体の再形成をおこなっています-

「なんかため息したの聞こえたけど……まあそうゆうことですね、録音にはちゃんと聞こえてるし」

-進行度　100% フェーズ完了しました-

「お、完了したか。どう？魔力とか大丈夫？人体に影響とか」

-検体001の身体の影響確認できず、魔力量確認しました-

「よっし、んじゃ検体が回復したら、外で実験しよう」

-かしこまりました-

録音　2時間経過

移動音　風音

「外は汚染（・・）とか大丈夫か？重力制御装置（・・・・・・）とかも平気か？」

-汚染確認できず、重力制御装置も起動しています-

「わかった、防護服を外す」

服が外れる音

「うーーん、地球と違う世界だけど、ここもいいなこんな世界ができたことに感謝だな」

-……この世界作ったのーーー様でしょう（・・・・・・・・・・・・・・・・）-

「……そうだね……では、実験を開始する。管理者権限起動（・・・・・・・）　IDーーー（閲覧禁止）　システムコロシアムを起動。

フォルダーからコロシアム左サイドにD&D（ドラック&ドロップ）、検体001を右サイドに」

怪物の声

-コロシアム完了しました-

「……実験開始」

録音　3時間経過

-実験終了-

「……まじかぁ。ここまで差があるなんて……検体001が圧勝なんて、100対1だぞ？」

-検体001をカプセルに返還します-

「了解。検体001は第ーー（閲覧禁止）階層で凍結状態にしてくれ」

-……最終階層には核爆弾を設置しますか？-

「うん、お願い。仮に暴走されたら困るし」

-了解しました-

「では、実験成功をレポートに書いといてくれ」

「音声　終了」