コロナメガネ

健さん

第1話

今、世の中、世界中で、コロナ感染で、大変なことになっている。人口密度の多い、中国、インドでは、毎日の感染者と、ともに、死亡者が、3ケタとなっている。日本でも、感染者は、全国で、死亡者こそ、少ないものの、4ケタである。緊急事態宣言全国で、今だに、解除できない。そして、ついに、オリンピック委員会は、日本でのオリンピック開催は、延期ではなく、中止と、発表した。一体、コロナの感

染源は、どこからなのか、今だに不明で、”それ”を、解決する目途はない。証拠も、根拠もないのだが、中国の武漢と、言われているが、、、。コウモリから?それもわからない。しかし、ついに、救世主が、現れた。以前に、ノーベル化学賞を、受賞した事がある医学博士の、イカリヤ博士。コロナ感染もうかれこれ、収束せず、2年たつが、その間に、この博士は、ついに、コロナウイルスを、見ることができる、メガネ、いわば、”コロナメガネ”を、開発した。かけて、見てみると、かなりの数の、コロナウイルスが、浮遊しているのが、手に取るように、見えるのだ。ここは、東京の渋谷街。コロナメガネで、見て見ると、すごい人混みだが、それ以上に、ウイルスが、蔓延、浮遊しているのが、見える。ある人を、見ていると、後ろにピッタリ張り付くような、人もいる。まるで、背後霊のように。イカリヤ博士は、考えてみた。このメガネで、感染源を、特定できないものかと。色々、試行錯誤した結果、ある国を、標的にした。中国でもない、インドでもない。それは、北朝鮮である。真相は、わからないが、この国だけ、コロナウイルスの感染者は、一人もいないというのが、引っかかった。早速、イカリヤ博士は、何人かを従い、北朝鮮に、乗り込んだ。全員で4人。博士を含めて、3人は、コロナメガネを、かけて、街中を、調査した。やはり、警備が、厳しい。大気を、見て見ると、なるほど、ウイルスは、蔓延していない。「博士、日本と違って、空気が、綺麗ですね。ウイルスが、浮遊していないし。」と、一緒に行った男が、言った。「おかしいな?どうして、北朝鮮だけウイルスが、いないのか。全世界で、広まっているのに。」イカリヤ博士は、言った。すると、ガイド?ガイドらしき男が、近づいてきて、言った。「あなたたちは、観光客か?」「そうだよ。実を言うと、コロナウイルスの感染源が、ここではないかと思って、日本から来て調べているのだが。」と、博士が言うと。「そうか。俺も実は、拉致された日本人だ。幾らかくれたら、”いい事”教えてやるよ。」博士は、ポケットの中から、福沢諭吉2枚渡した。すると、その男は、「いいか、この事は、俺が、言ったこと、絶対内緒だぞ。わかったら、銃殺刑だ。」「わかってる。」「今地図書くが、そこに、金正日が、いる。そこで、何人かで、コロナウイルスを、生産製造しているから。平壌市内だれも、マスクしてないが、”そこ”は、半径300メートルは、マスクが、必要だ。」と言ってどこかに走っていなくなった。「そういえば、朝鮮人だれもマスクしていなかったなあ。マスクは、常時しているからいいが。それにしても、いい事聞いた。ついでに聞いておきたかったなあ、横田めぐみさんは、生存しているのかと。まあいいや、とりあえず、この場所に行ってみよう。」そして、4人は、その場所に来た。ここは、5階建てのビルだが、メガネで、よく見てみると、ウイルスが、浮遊しているのが見える。あっ!!金様だ。隠れろ。何だ?厳重装備だぞ。宇宙服か?周りには、もの凄い数のウイルスだ。飛行機?飛行機に何やら積み込んでるぞ。そうか!ウイルスだ。飛行機で、まき散らしているのか!!すると、エンジンが、かかり、どこかに飛び立って行った。しっかりと、一部始終隠れながら撮影できた。そして、イカリヤ博士、一行は、日本に帰国した。イカリヤ博士は、テレビに出ていた。コロナウイルスの感染源は、北朝鮮です。そして、撮影したのを、流した。日本国民、いや、世界中で、大変な騒ぎになった。これを、知ったアメリカは、怒り狂った。金正日を、暗殺しようと、企てた。そして、ほどなくして、アメリカにより、金正日は、”闇の中”に葬られた。北朝鮮は、崩壊?したか?すると、どうだろう。徐々に全世界で、感染者は、減っていき、2か月で、0になった。でも、医療体制は、逼迫しているのは、なかなか、収まらないが。しかし、これで、コロナは、絶滅して、ようやく、終息するだろう。これで、平和な、元の日常が、戻ると、世界中で、安堵した。しかし、そんなに甘くはなかった。第2、第3の新種株が、発生した。そして、あっというまに、全世界に、また、この新種株が、蔓延してしまった。元の木阿弥だ。「一体どうゆうことだ!だめだ、こりゃ。」イカリヤが、悔しそうに言った。金正日が、居たあの5階建てのビルには、ほくそ笑む女性が、いた。妹の金与正だ。恐るべし。北朝鮮。

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