幼馴染に告白されたんだけどどうしたらいい?

藤原

第1話

「私は君のことが好きです。薫君」


「本当に僕でいいの?」


「いいにきまっているでしょう。私が選んだのはあなたなのだから。それくらいは理解してよ。幼馴染なんだし」


「でも、長いこと会話もしていなかったしさ」


「それは薫君のほうが避けていたんじゃないの?」


「それは愛華だって同じじゃないか。それでも僕に告白してきたのは何で?」


「それは私は君のことが好きだからに決まっているじゃないの」


「つまりその、本当に僕のことが好きだってことでいいのかな」


「そんなの当然じゃない。私が好きだった人はこれまでもこれからも薫君一人だけだよ」


「俺には、もったいない言葉を惜しげもなくくれてありがとう。本当にありがとう」


「そんな言葉をくれる君だから私は好きなんだと思う。それに私は君がいないと、その心がたまらなくつらくなるんだ。一緒にいたい。誰か違う女と一緒にいると変な心地がするんだ。絶対にそれは私のわがままだ。でもそれでも、私は薫君と一緒にいたいんだよ」


「僕は確かに愛華といて楽しいよ。本当に楽しい。それに僕自身も心が温まるんだ。でも僕は君を幸せにしている感覚はないんだ。それでも付き合ってくれっるっていうの? 幼馴染っていう理由だけじゃなくて?」


「それは私も沢山考えたことだよ。でさ、私が得た結論はやっぱり君がいいってこと。だから私と付き合おうよ」


「もし愛華が良ければ僕は嬉しい」


「それじゃ、これからもよろしくお願いします」


「こちらこそ、薫君!」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――

どうも、別作品は更新していませんが、その代わりにこちらを上げることにします。この作品はあえて、会話だけにしています。薫と愛華の会話の一部を抜粋しているようなイメージです。それを作者はアルコールの力を使って書きました。よって、すぐに消す可能性もありますが、会話だけを意図したのは年齢、外見、場所などのすべてを読者の方の想像にお任せしたいと考えたからです。ではまた会いましょう。同じ体制で書いたせいで足がしびれました。早く寝たいと思います。ではまた会いましょう。

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