第49話 本当はTwitterであげる予定だった小ネタ集(6)
久しぶりにこのコーナーをやっちゃいます。
もうコント小説を書いているからやらないと思いましたか?
こうして突然再開するのがツボだったりするのです。
『事実は小説より奇なり』と言いますからね。
自分で綴っていて意味不明ですけど……。
それでは開幕です。
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その20
冒険者、勇者のレベルが上がった。
ちからが1下がった。
体力が1下がった。
魔力が1下がった。
メタボで運動しないせいか、身体能力が落ちたな。
賢さが100下がった。
しかもこれじゃあ、東大にいけないじゃん。
ぽっちゃり系の勇者の本業は学生だった。
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その21
「ダーリン、オムライス作ってみたよ」
「ありがとう」
恋人として付き合って半年。
僕らは順風満帆な生活を送っていた。
そんな彼女は手料理をよく披露してくれる。
「何だ、こりゃ? お子様ランチの旗?」
「実は失敗しちゃって。急遽オムライスに変更したの」
彼女は料理の失敗も多い。
僕は毒味係の職業のような気分だった。
ああ、ドラクエのあの酒場で転職したい。
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その22
この世にはお金持ちと貧乏との差がかけ離れている。
何もしなくて、食っちゃ寝しても生活に困らず、のうのう生きている人。
バイトを沢山掛け持ちしないと生活が苦しい人と様々だ。
一万円札のモデルにもなった福沢諭吉は天の上にも下にも人を作らずと語っていたらしいが、このご時世では何の役にも立たない。
いっそ、ゾンビにでもなって、選挙に出馬して欲しい人物でもあったが、この世界ではゾンビは駆逐される運命だ。
まさに進撃のゾンビ。
今なら立体起動装置が半額ですよ♪
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その23
「おはようございます。昨日はよく眠れましたか?」
「はい、ぐっすりと眠れました」
「ですよね。ヨダレを垂らしてイビキかきながら、ぐうぐう寝てましたよね」
「えっと、覗いてました?」
宿屋の女店主さんは顔を赤らめる。
「可愛い寝顔で、『即席ポニーテールが似合う女は僕にとって神だー!』と寝言を言っていましたよ……」
女店主さんが自身の髪型を僕に見せる。
その髪型はポニーテールだった。
「お嬢さん、もし良ければ、僕の推しになって下さい」
「おい、私の目の前で勝手に女を口説くな」
そこへ背後から現れるお馴染みの声。
「ああ、幼馴染みの女って
「なっ、ウッド
おまけに天然さんときたものだ……。
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今回は久々に書いたので筆が乗りましたね。
更新に30分もかかっていません。
いつものエッセイならもう少し時間がかかるんですけど……。
それではまたの機会にお会いしましょう。
「てやっー♪」
(光の国へ帰るさま)
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