第2話 コロナ余波・・・

「義也!

これから母さんと

出かけてくるが

ひとりで留守番できるかい?


もし心配だったら

ご近所の玉置さんに

覗いてもらえるように

声をかけるが・・」


「お父さん!

大丈夫だよ・・

それより僕も付いていってはダメかな?

僕に関する相談に行くのでしょう?」


「お前の・・・体力面が心配なのだよ

先月大手術を受けたばかりで・・

無理をして、再入院になってもいけない・・


それにコロナ感染症に再び

かかりでもしたら・・大変だからなぁ・・」


「お父さん・・・

僕の事を心配してくれるのは

嬉しいけれど・・

あまり過保護にならないで・・


僕は、もうすぐ16歳・・

自分の事は・自分で判断できる年齢だし


これから父さん達が

相談に行く未来型サービスが

どのような機関なのか?

すごく興味があるのだよ・・


だから・・どうか一緒に行かせて!!」


「・・・・・・

分かった・・


お前がそこまで考えているとは・・

義也も大人になってきているのだな?

頼もしく思うよ!!


でも母さんを

説得しないとダメだが・・

お前の口から話はできるかい?」


「勿論だよ!」


「分かった!

では一緒に行こう!!」

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