077 もはやこれまで_( _´ω`)_ペショ

 満を持して投入した新作は完結からひと月も経っていないのに閑古鳥です。ちらと確認するとまだ前作の方が読まれているほど。比較的短いですし、山場も多く派手なので前作越えは確実と思っていたのですが。思うようにはなりませんねぇ。


 そんなつよつよの処女作を引っ提げて挑戦していましたクラウドファンディング。その1次審査落選の報を受けましてまたがっくりしております。しかも下の方には0次審査なるものも添付されており、そこにも拙作の名はなく。


「0次落ち? 金のたまごが0次落ち?」


 ではマイナス1次審査だけは通過したのですよね。

 申し込み受理という名のマイナス1次審査を_( _´ω`)_ペショ


 そもそもそんな0次審査結果などというものを載せる必要がありました? まさかの死体蹴りにおれごん未来はオチオチ永眠もできません。きちんと死体を滅してから地獄に落ちねば。ですがそこは電子申し込みです。今頃は右クリックして、きちんとゴミ箱を空にしてくださっているものと思います。

 そんな処女作にも劣る今作とはいったい?

 いずれにしてもおれごん不甲斐なし。


 ちょうど短編を2つ仕上げたところでした。今は特に書きたい題材がまるで見つかりませんで、比較的ゆっくりとしております。

 ゆっくりと言いますか、落ちるべき暗黒面がみつからずに虚無感で脱力しているところです。黒く染まることすらできずに虚ろな気持ちで日々をたんたんと。

 何かありますか、私にしか書けない作品がどこかに。

 あとはロボ。ロボくらいしか。それもアイデアがまるでないので。ロボで1作書きたい、そう願っているだけです現状は。


 これまで執筆のために絶っていた、音楽に映画、アニメや本に触れて過ごしています。

 私はそうしながらたぶん待っているのでしょう。またヴァイオレットエヴァーガーデンのような作品にガツンと頭を叩かれたいのです。

 でもそんな受け身でやる気を奮起してもらってどうするのでしょうね。作品は、溢れかえってどうしようもない希求の中からこそ生まれ出でてほしい。そうであるなら、今はまだ書く時ではないのかも。

 風立ちぬでは、創造的な人生の持ち時間は10年と語られていました。おれごんにはまだ8年も残されてはいますが。


 過去2作にこれまでの人生を全てつぎ込んだ結果、後には何も残りませんでした。後悔すら。人気がないことには忸怩たる思いがありますが、内容に関してはきちんと全てを出し切ったものになっています。出来に関する不満はありません。あれこそが現在の私の全力。

 世の中を見て、何かに触れ、己を顧みて。

 下手の横好きで書けるのは恐らくあと1作。あるいはもうないのかもしれません。2022年が舵を切る年になるのはどうやら間違いなさそうです。

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