067 第20~30話。ここからが本番です。

 本エッセイは拙著「1945」作品の最新話のネタバレを多分に含みます。エッセイの副題もしくはエッセイ冒頭の表記話数をまずご確認いただき、ご自身の読書進捗度と照らし合わせて読み進めるか止めるかを予めご判断ください。

 では、以下から新規部分です。どうぞ。



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 今日までに第30話まで進みました。

 ここからは熱闘篇ですよ。ドラゴボで言うとボール探しから武闘会や宇宙人襲来に変わります。

 確認作業の進捗は95/158。およそ2/3が終わりました。

 進みが遅くなりました。それもそのはず、やっぱり苦戦する様を描くのは私としても苦々しいのです。それももう終わりました。そこをやっと越えたのです。

 なかなかの鬱な作業でしたね。お仕事に雨模様、PV、小説の外では将来のこと。いろいろと物語以外で苦戦しているところで鬱展開の確認作業は心が滅入りました。

 本当に必要なんでしょうか鬱展開……。でもやっぱり消したライト版は薄味なんですよね。それで今のところまだ残しております(;^ω^)




 第20話から第30話は比較的静かなお話が続きましたよね。大海蛇の襲撃や負傷した山亀の猛追などありましたが、基本はどれもわずか数話で片づけました。

 あれらを丁寧に導入部から解決までをしっかりと描いたのが前作でした。今作ではあえてそこを外し、急に始まって尻切れで終わることも少なくありません。要は想像できる部分は読者さんにお任せすることにしたのです。それを雑と言われてしまったら私の力不足ですね。特に問題ないように感じておられましたら実験成功です。その実いかがでしたか?


 なぜそんなにも物語を急いでいるのかと言いますと、読者さんに飽きられてしまうからです。そうなるよりも先に次へ次へと話を進ませました。なにせ今作もやはり後ろになるほど盛り上がりますからね。途中でお帰りになられては読者さんご自身がもったいないので、できるだけ背中を押して先へ先へとお進みいただいています。

 それでついに到着しました。第2の目的地であるロスアラモスの国立研究所に。

 ここまで来たら止まりません。と言いますのは、ここから先は坂を転がり落ちるかのようと私が捉えているからです。読者さんも私と同じにお感じになられたら何よりです。 

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