026 第22話が完成しない私にいい考えがある!

 セイバートロン星の司令官のセリフをお借りして始まりました本日のエッセイでございます。ちょっとした閃きがありまして新たな行動を起こします。


 振り返ってみますと、実はかれこれ第20話のご報告から全く進んでいないも同然でして。それが7月16日でしたからもう半月にもなるんですね。焦る気持ちがないと言えば嘘になります。ちょーっとだけありますねやっぱり。

 ですがそこは逃げずに向き合ってこそ大人、理路整然と論理立てて理屈で片付けましょう。


 この停滞の原因はもちろん私、問題はまたもプロット発でした。

 あれなんですよ。後で色々とアイデアを追加で挿入するからこの状態に陥るんです。素直に後ろに足せばいいのに、間に挿入するから齟齬や歪みが。だってあの時はその方が効果的と考えたものですから。

 ご存知の方も多いでしょう、良かれと思って変更現象です。全体の利益のためにと為された善意の行動が逆効果になるあれ。なにがプラスになってなにがマイナスになるか分からないのが常ですが、こと執筆に関しては安易に行うとマイナスに、熟慮の上で用いればプラスに。

 今回は。言わずもがなですね。




 さらに話はこじれます。

 第一部完がすっっっごく遠くになってしまったのを残念に思っていました。それ以上に盛り上がり部分を第21話まで引っ張って来ておいて、せっかくの見どころを失ってしまったことにも非常に口惜しく感じていまして。

 その上、問題はひとつではなかったのです。


 実は目的地の手前で病院を探して右往左往する話があるのです。その次は目的地を探して右往左往。これはまずい、ここにも類似内容問題が。

 何も加工しなければ以下の通りです。

 似ている第19話→病院探し→似ている第21話→目的地探し。


 それで似ている第21話を後ろに追いやってシンプルになったかと思いきや、今度は探しエピソードが隣同士に。こうです。

 似ている第19話→病院探し→目的地探し。


 ひとつ歪みを正したら、今度はこの一帯全部が軋み始めました。これはまずい兆候、倒壊の危機です。一瞬、たったの一回だけ全てを元に戻そうかとも考えましたが、それで私自身が納得しないのは火を見るよりも明らか。

 それで積極的な直しをこの段階ですることを決めました。どうせいつかは直すのです。第二稿でするか初稿でするかだけの話、であればぜひ初稿で直しましょう。

 似ている第19話→統合した探しエピソード。

 こうなればスッキリします。


 毒を食わば皿まで。さらにこの近辺にある地味エピソードをひとつ巻き込み、先述の二段落ちを復活させて第一部完を再演出することに決めました。この巻き込まれた話は元々、弱いなぁ、地味だなぁ、強引だなぁと感じていたので清々しました。

 ここまで辿り着けたならようやく最初のルートに戻れます。これは大改造手術、変身ヒーローが誕生するほどのものになりましょう。作業量は一週間? 二週間? いやあ、ここに来てかなりの足踏み状態ですねえ!

 仕方がありません、プロットの完成度が十分でなかったのです。箇条書きの状態ではいい感じに映ったんですけどね。この辺りを掴みきれていませんでした。


 反省をしつつ、納得できる形に向かって大手術を始めます。今日はそのリルート版プロットが完成したので気分が良くて投稿したのでした。こういうささいなところでプラス思考に持って行くの、大事です。良かった探し(●´ω`●)

 A6の紙にチョイチョイと書いたこれが今は何よりも大切な羅針盤。なあに、ちらっと見たらトータル5万字ほどのナメック星人にしては強い程度の戦闘力でした。そんなもの、左手一本で倒してしまいましょう。早速今夜から着手します。


 ではまた明日、7月の反省会でお会いいたしましょう。

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