第113話 ジェローム達 ちょっとした銃撃戦

ドギューンン ドキューン 銃弾が飛び交う

壁の一角に身を潜ませて ジェロームとナジムは隙を見ては

ジェロームの方は拳銃で敵に弾丸でお返しの返礼

ナジムは得意技、小さなナイフを投げつけた。


「ぎゃああ」「うっ」

「あ、当たったみたいですね」ナジム「まだ、敵は大勢か」ジェローム


「寄り道をした街で、以前揉めた密輸のマフイアと鉢合わせとは‥」

ジェローム どこかのんびりとした口調

「まだ、壊滅してないとは‥ああ、めんどくさい」ナジム

ナジム 今度は転がって位置を移動 敵を強襲する 

黒髪を揺らしながら、敵の男を回し蹴りなどしているようだった。


「おお、頑張るじゃないか ナジム君 

筋力が少し不足だから やはり蹴りか」ジェローム


「さぼらないでください 貴方がさぼるから僕の仕事が増えます」ナジム


「ああ、早く昼ごはんを食べて、次の街へ移動して

手毬ちゃん達に会いに行かないと」ぶつぶつとナジム


「仕事の事務、経理とか‥」ナジム


「うんうん、本当に働きものだねナジム」にやにやと笑うジェローム

「だから、さぼらないでくださいジェローム様」ナジムの小言も炸裂中のようであった。

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