「これが象なのね」送られて来た異国の手紙　

その中のモノクロの一枚

楽しそうに笑うジェローム達と彼等が乗っている象、南国の風景がある

美味しいカレーの話、飲み物　水売りの子供の事　

それにジェロームが手にしたバナナ

有栖の手にもバナナ　ぱくりと一口、笑顔を見せながら有栖は楽しそうだ。

「京矢さん」有栖

「ああ、いいね　楽しそうだ　僕らも行きたいよね」京矢

「ええ、皆で行きましょうね」有栖の言葉に頷く京矢　二人の指には婚約指輪

「育った孤児院の子供達の世話に手毬ちゃんは出かけて２日か」「ええ、そうなの」

「子爵も手毬さんを追いかけて、お出かけ中　うふふ」

「手毬ちゃんの手料理が恋しい？」「ええ。そうね　とても恋しいわ」

見つめ合う二人は軽くキスをした

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