第77話 お仕事中 商談中の異国の二人組

「ふふふ~ん」


風を受けながら 当時の車 屋根のない車 オープン・カーに乗り

道をゆく 異国の二人組であった。

「ジェローム様 博多港からの荷物はもうすぐ到着ですね」

「そうだな ナジム」


キキッ 

車が倉庫街の一角で止まり 二人は 何やら 日本人の商人達と会話中


大きな木箱の中身を確認する ジェロームたち

「ボン(はい) 良い状態です メルシー(有難う)」代価を渡す


商人は 頭を下げて微笑

「毎度有難うございます ええとメルシー」


「ふふ お上手ですよ」

「じゃあ 荷物はいつもの獏良が借りている倉庫の方に預かますから

運んでおいて下さい」「はい わかりかした」


「今日もいい仕事をしたな」「はい ジェローム様 帳簿つけはしておきます」


「じゃあ、帰ろうか 美味しい和食の店 『てんぷら』だ」


「ええ、あの店ですね」「そうだ ふふ」

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