第55話 夕食

手毬(てまり)のお得意料理 

芋の煮物に 嬉し泣き状態の有栖(ありす)であった。

他にも 山の幸、川で獲れた川魚など 美味しい料理が並んでいた。


「本当に美味しいわ」満悦中な有栖   「有難うございます」気恥しそうな手毬


男性陣もそれはそれは嬉しそうにしている。 

「お茶ですわ」

手毬は他のメイド達に混ざって、コポコポとお茶を入れて廻った。


「メルシー・ボク」「有難うございます マドマワゼル・手毬ちゃん」

「美味しいですね」


何故か、混ざっている異国の二人組



夜には 温泉 心地よい温泉である

当然ながら

女性と男性は それぞれ分かれての温泉であった 子爵の叔母君は 別の方の温泉へ

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