これは青春ですね!
「はじめましての距離」が凄く上手く使われているなぁと思いました。
ひとつはもちろん、憧れの先輩である颯斗先輩との距離。もうひとつはそれに隠れているけれど実は先に出会っている、水田先輩との距離。
憧れて好きになる気持ちも本物ですし、その人をどんどん知ってから好きになるのも本物。この対比が絶妙で、この演劇部の人間関係はこれからどうなっていくのか、楽しみになりました。できることなら続きを読んでみたくなる良作! 素晴らしい物語でした!
作者からの返信
レビューとコメント、ありがとうございます!
青春ものになりました!
実はタイトル先行で思いついたので、この物語の形に固まるまでは結構色々悩みましたが、タイトルの効果が出ていて良かったと思います。
水田先輩は、主人公を客観視するちょい役のつもりが、喋ってもらうと結構キャラクターが濃くて、私自身驚いています。
正直、水田先輩との距離の話は、私も「なるほど!」と思ってしまいました。
憧れの颯斗先輩と、素直になれる水田先輩と、こうしてみると、ラブコメが生まれそうな舞台ですね……。
「続きが読みたい」というお言葉、嬉しいです。機会があれば、この後のお話も書いてみたいですね。
ファンとしては難しい心境ですね。舞い上がってしまうけど、その上で当たり前に接するというのは。それを身に着けている主人公は立派だな、と感じました。
作者からの返信
コメントとレビュー、ありがとうございます!
私にも何人か推しがいるので、その人を生で見れた時の喜びを思い出しつつ、その周りにいる若干迷惑なファンのことを考えつつ、主人公の言動を書いていきました。
推しに対して、はじめましてという。そんな普通のことをやり遂げるのには、大きな一歩が必要だったと思います。
これからも、颯斗先輩に対しては、周りと変わらず接していく、そうなれるように、主人公も頑張っていくでしょう。