おまけ2:ゆりゆり♡相関図


目次

1. 注意事項 2こ

2. おしらせ 3こ

3. 本文


【注意事項1/2】

私はこのように学びました。

「百合に恋愛感情は不要、

女と女の間に巨大な感情や繋がりがあればよい」

なのでこのおまけを書きます。


【注意事項2/2】

混同しがちな指向と嗜好について。

読みかたはどちらもシコウですが、

意味が異なるので、

入れ替えると意思疎通が失敗します。


指向は向くか向かないかの話です。

嗜好は好きか嫌いかの話です。


このおまけコーナーは、

設定資料なので指向を扱います。

同好会ではないので嗜好を扱いません。


【お知らせ1/3】

現実に生きるセクシャル・マイノリティについても学んでおいてね。

気づかず踏み躙る事態を避けるためです。

言葉を持っていれば思考が可能です。

このコーナーは言葉に触れる機会です。

意味を読み取れるように書いています。



【お知らせ2/3】

今作の登場人物には、

トランスジェンダーが0人です(全員シスジェンダーです)


【お知らせ3/3】

ハート医師はレズビアンですが、パートナーがいません。



【本文】


レデイア → リグ

 仕事終わりに高校生か中学生くらいの外見をした子に声をかけられ、宛がないので連れていけと要求された。こうして拾ってきたのがリグだ。

 特に指示してもいないのに「ルルさん」呼びをされた。心地よいのでそのままにしている。他者からは壁に見えても、これが二人の付き合い方だ。

 本編の最終話にて「ルルさん」呼びがリグの気遣いだと気づいた。

 なお、リグと所長以外は全員がレデイアと呼ぶ。


リグ → レデイア

 幼少期に父親が行方不明になった。そう聞かされていたが本当は離婚だったと知り、たまにこっそり会っていた。行きと帰りに市場を通るときレデイン・エイドの名前を聞いていた。

 レデイアと初めて会ったときに、どこか見覚えある顔立ちと聞き覚えある名前だったので、もしやと思って「ルルさん」呼びをした。続けるうちに表情の微妙な変化から予感は確信に変わり、今後も続けると決意する。



総評:レデイアとリグ編

レデイアは

 ・パンロマンティック(恋愛指向は性別を意識しない)

 ・アセクシャル(性愛指向はない)

リグは

 ・フィンロマンティック(恋愛指向は女性)

 ・ミンセクシャル(性愛指向は男性)

恋仲だが、体の関係は持たないし今後もない。


リグは無関係な男性2人と体だけの関係がある。

レデイアは自分が役に立てないので笑顔で送り出す。

この男性2人とレデイアは、

それぞれ面識を持たず名前も知らないが、

話だけはリグから少し聞いてる。


ロゼ → ダスク

 ロゼが屋敷住みだった頃、住み込みメイドのうち最も近くにいたのがダスクだ。ライバルがほしいと言ったら自ら張り合う。その頃から信用していた。

 わけあって家や地位を失ったが、ただ一人その後も引き続き身近にいたのがダスクだ。寝食まで共にするようになり、信用がやがて信頼に変わる。

 その後も手助けを交換したり、連携による成果をあげたりして、信頼が強くなっていったところで、ダスクの胸中を聞かされる。全くわからない感情だが、ダスクの言葉を信じて付き合っている。


ダスク → ロゼ

 住み込みメイドとしてロゼの近くに割り振られてすぐ、小さな体での豪胆な振舞いを見て、尊敬の念を抱いた。歳は近いのにえらい違いだ。

 相応しくあろうとトレーニングや学習を続けたところ、ロゼからも満足げな顔を向けられる。これで最初の成功体験となり、忠義を尽くす。

 ロゼが家や地位を失い、給料がなくなった後も自らの意思で共に歩んだ。

 ダスクには元より他の宛がないので、同じ条件の2人が手を取り合った。かつて上下関係だったロゼと対等に話せるようになり、その後もロゼの振舞いがますます力強く洗練されていったので、やがて畏敬に恋慕も混じった。これがダスクの初恋だ。

 ロゼがアロマンティックなので、信頼のおかげで片想いを続けている。


総評:ロゼとダスク編

ロゼは

 ・アロマンティック(恋愛指向はない)

 ・パンセクシャル(性愛指向は性別を意識しない)

ダスクは

 ・デミロマンティック(恋愛指向は縁深い者)

 ・デミセクシャル(性愛指向は縁深い者)

恋愛感情はダスクからの一方的なものだが、

ロゼは理解し受け入れてる。

ずっと忙しかったので、両者の初夜はまだ。

本編の最後で受けた傷が癒えた後でそろそろと思っている。

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