詩 好奇心を満たすための地位

仲仁へび(旧:離久)

第1話



「知りたい」

 「知りたい」

  「知りたい」


 笑い転げて 笑い転げて

 それで坂を転がり落ちた


 たどりついたのは どんな場所

 見えないな


 ここはまっくらだから


    「私は知りたい」


 嗤い転げて 嗤い転げて

 そんな坂を上り尽くした


 てっぺん見たら どんな世界

 つまらないな


 ここはもう知り尽くしたから


  「知りたい」

 「知りたい」

「知りたい」




「ストーリー」


 知的好奇心を満たすために同じ世界を繰り返した。

 知識とはああ、どうしてこんなにも私を魅了するのだろう。


 でも、もう飽きたから神をやめよう。

 お前を慕っている人々がどうなる?

 なんて、どうでもいいだろう。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

詩 好奇心を満たすための地位 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ