妖怪展へ

 福島県立博物館で開催中の企画展。

「あはひのクニ あやかしのクニ

~ふくしま・東北の妖怪・幽霊・怪異~」

 に行ってきました。


 混雑は避けたいので朝一で行動し、開館と同時に入って観覧しました。


 ナマハゲ、アマハゲ、水かぶり等の東北の来訪神の展示からスタート。

 迫力ある姿に圧倒されながら、向こう側の世界に誘われます。


 河童、雷獣、猫又、九尾といった地元に縁のある妖達の資料、どこかユーモラスな百鬼夜行の巻絵、背筋がひんやりする幽霊画などが、趣向を凝らして展示されています。

 小説執筆にあたり、ここ数ヶ月でぼちぼち妖に詳しくなりつつある私は、テンションだだ上がりです(笑)

 以前から見たいと思っていた、木像や鬼の骨、歌川国芳の作品などにワクワクが止まりません。


 そして極め付けは、最後の朗読コーナー。

 江戸時代に会津藩士がまとめた奇談集『老媼茶話』を元にした、若松城下のあやかし話を朗読音声で楽しめるのです。

 語り手は、なんと! なんと‼︎ 声優の石田彰さんです。

 石田さんの艶やかな声で聞く会津の怪談…… 至福✨

 何話もあるのですが、ずっと滞在する訳にもいかず、後ろ髪惹かれる思いで退館しました。

 ああ、CDにしてくれれば、絶対に購入するのに〜。


 妖怪展、ちょっぴり涼しくも、胸の奥は萌え上がる楽しい時間を過ごしました。

 会期は9月後半までで、途中展示替えもあるようなので、もう一回位行ってしまいそうです。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る