スカートの中で寝る。膝枕付き。しかも双子。
素人友
プロローグ
スカート。
長さはさまざまだが、ひらひらと動いたり、ピタッとカラダにフィットしてラインを強調して男子の目を釘付けにすることもできる服。
特にスカートから伸びる脚の間、スカートの中というのは、男子にとって未知の領域であり、その中を一目見ようと挑む者が年齢を問わず後を絶たない。
だが、年齢を重ね、男女関係をより深く求められるようになると、その未知の領域をあっさりと踏み越え、それまで夢の地だった場所を堪能することなく、その先に進んでしまう。
あるいはもう一つの未知の領域を目指す者も多い。
その未知の領域は、その大きさの大小について日々語られる。
ともすると、こっちの方が大多数になっていることの方が圧倒的だろう。
こんなに悲しいことがあっていいのだろうか。
あんなに夢にまで見た地ではないか。
なに?変態だと思われる?
バカを言え。
数年先にはその場所は何らかの形で奪われるのだ。
今堪能しないでいつ堪能するというのだ?
めくらないと見えないもの。中に入らなければ感じられないものがそこにはある。
脱がせてしまえばその瞬間に失われてしまうものだってある。
だから俺は今堪能するのだ。
男子諸君は失ってから気付いても涙を流すしかないだろう。
悪いが俺はその夢を堪能させてもらおう。
双子でね!
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