推敲の仕方

 推敲の仕方は次の十項目。


Ⅰ 推敲(必須)


 1.各種のツールを利用して、誤字脱字を修正する

  とくに固有名詞に気をつける。


 2.だった、だったなど、同じ語尾の連続を直す


 3.読点を直す

  ①不要な読点を削除

  ②位置のおかしい読点を修正


 4,重複表現を直す



Ⅱ 推敲


 1.短くできないか考える

  ①不要な文や表現を探して削除

   なくても意味が通じる言葉を削る。とくに順接の接続詞

  ②短くできる表現を修正


 2.文を頭から読んで(読み返さなくても)理解できるか考える


 3.印刷してみる

  黒っぽいところは漢字が多いので、ひらがなにひらく


 4.声に出して読んでみる



Ⅲ 補足


 1.削るべきか迷う文・表現に対して

  ①原則は削除

  ②削除した場合に、何が困るのかを考える


 2.他人に読んでもらうのいちばんだが、むりならば時間を置いてから読み直す

  理想は一週間、最低でも一晩。



 おまけとして、作品の質をあげる方法を五つあげる。


 ①カクヨムで他の書き手の作品を読む

  プロの作品を読むよりも、勉強になる場合がある。


 ②読書


 ③必要な語彙を増やす

  漢検二級を受ける(準一級・一級は受けない)。


 ④実生活でいろいろと経験してみる


 ⑤ときおり、自作を読み返す



⇒次は「長編小説の書き方」

 技術論はここまで。具体的な創作論にすこし触れる

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る