突然能力を手に入れたので好きに生きたいと思います。
おざごん
第1話 プロローグ
「ふああああ、、、よく寝た…」
時計を見ると13時を過ぎ、少したった時間。
体を起こしパソコンを起動しゲームをつけてからリビングに向かう。
机の上にはラップで包まれたサンドイッチと毎月のお小遣い5万円が置いてある。
俺の両親は共働きで放任主義、今17歳の俺は高校を中退し、部屋に引きこもっている。
両親は俺が何もしていないことには何も言ってこないし優しく接してくれる。いい家族だと思う。そんな俺はというと、時間のほとんどはゲームに使い、1日のうち3時間ほどを使って動画編集の仕事をしている。と言っても、切り抜きや転載で儲けているだけだから仕事と言っていいのかわからないが。
今日はあるものが届くので、俺は徒歩3分ほどのコンビニに向かう。
自宅配送でもいいのだが、万が一、親がいた時に困るし、男の子はこーいうのが欲しいのだ、察してくれ。
コンビニにつきレシートを発行して商品を受け取る。ついでにエナジードリンクとポテトチップスを購入し帰路につく。
帰り道に俺は道端に何か落ちているのを発見する。
これは、、ネックレス…?
それは片手に収まるほどの大きさで十字架のような形のネックレス、いや、チェーンがないな、なんなのだろう。
それを拾い交番に届けようと足を進めると、なぜか、教会のような場所についていた。
ここは、、懐かしいな…笑
小さい時にここの子と遊んだことあったよな確か…。笑
そこは小学一年生の時に迷い込んだ教会であったのだ。懐かしいなと思い耽っていると、昔遊んだその子とどこか似ている、綺麗なお姉さんが歩いてきた。
「そのネックレスは娘のものだったものなのです。いただいても…?」
俺はその女性にネックレスを渡す。
女性は感謝し、お礼を渡すと言い出した。
すると女性はなにか力を溜め、俺に送ってきたようだった。すこし体が軽くなったかも?
これはあなたの心が綺麗だったので渡したのです。存分に生きてください、では。
と言い残し、俺は次第に意識が遠のいた。
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