第4話 門番


「あぁ、取り敢えず武器は棍棒にしとくぞ」

「ワン!」

わかった!

「じゃあ先に進むぞ、待ってても帰れないしな」

そういい俺はフウタと共に先に進む

先に進んでいてわかるが、一層だからかまだ敵は見ていない、少し大きなところに出たが何もいない、もう少し散歩すると階段が見えてきた

しかし、階段前には2匹のゴブリンが門番としている。

幸いにもまだこちらには気づいていないようだ


「よしフウタ左は任せる」

と小さな声でいうとフウタも小さい声で

「ワン」

わかった

と言った


「よしフウタ念魔法使えるか?」

「ワン」

つかえるよ!

「よし、なら先に左のゴブリンから処理する」

「ワン」

わかった


「作戦はこうだ

まずフウタが左のゴブリンに念魔法を使う、

次に一体処理できたら、その次にフウタが

右のゴブリンに噛み付くそして俺が棍棒で頭をかち割る」


「ワン」


わかった

念魔法で今使えるのは念力 物を動かすくらいだ、しかし、フウタの魔力なら小さい物を何個も投げつけることができる。

水魔法を顔面にぶつけて目を一時的だが潰す方法も考えたが、今残っている魔力は15だ

そこから10引かれると残り魔力が5になり魔力不足に陥る

ゲームの世界では魔法が使えなくなるだけだが魔力不足になると最悪、戦えないようになるかもしれないからだ、だから今回はフウタの魔法に期待している

一応念魔法についてもう一度見よう


念魔法

念力 消費魔法 5

物を浮かばせることができる。

しかし、レベル1で浮かせれるものは3cm3


とこんな感じだ

取り敢えず、奇襲で左のゴブリンを倒し、その次に最初で倒した方法で倒す

「作戦開始だ、準備はできているか?」

「ワン」

うん、できてるよ!

「じゃあいくぞ、フウタ念魔法」

「ワオーン」

フウタが雄叫びをあげると同時にゴブリン2匹はこちらの方を向いた。

「「ギャギャ!」」

しかし、フウタの念魔法で石が浮かび上がり

ゴブリンの頭にぶつかり左のゴブリンはノックアウト

「グギャ?」

もう1匹のゴブリンがいきなりの攻撃に驚いて油断をしている


「よし、出番だな

うおおぉぉぉぉ!」

俺が雄叫びをあげ右のゴブリンの頭をかち割る

《ゴブリン1 ゴブリン2が倒されました

サトシ 1→2 になりました

フウタ 1→2 になりました》

《サトシとフウタはスキル奇襲を覚えた》


新しいスキル!?


奇襲 レベル1 常時発動

奇襲を察知し易くなる、奇襲が成功すると

レアドロップが出やすくなる

レベル1の場合3%出やすくなる


常時スキル!?

しかもレアドロップってこの世界にもあるんだゲームだけかと思っていた!


まぁいい俺のステータスも上がっただろう

それはまた後で、

ドロップ品はと

棍棒

宝箱


宝箱?これがレアドロップか!?

多分そうだよな、2体倒したはずだからふたつ落ちているはずだが、棍棒と宝箱、多分だが

これはレアドロップでいいんだよな?

「あ、開けるか」

「ワン!」

はやくあけようよ!ごしゅじん!

と言い尻尾をふりふりしながら言ってくる


「あぁ、わかったからわかったから」

「ワンワン」

はやくはやく!


よし!開けるぞ!ミミックではありませんように

いざオープン



《棍棒術 レベル1 を見つけました、誰に渡しますか?》

《フウタ・サトシ》 


スキル!

でも棍棒術か、いまのところ

棍棒を使えるのは俺しかいないから俺でいいか。

そう考え俺は自分の名前を押した


《サトシに棍棒術を渡します》


《受理確認できました》


「できたみたいだな。」

「ワン?」

ごしゅじん、ぼくは?

「あ、ごめんな」

「クゥーン」

はぁ

フウタが下お向いて落ち込んでいる

「ほら、まぁ、落ち込むなって!次の宝箱は譲るから」

「ワン!」

ほんと!ぜったいだよ、うそついたらおこるからね!

「あぁ、嘘はつかない、そういやねんしはレベル上がったのか?」

「ワンワン」

うん!あがったよ!3に

「ちょと覗いていいか?」

「ワン!」

いいよ!


フウタ ♀ 3歲 レベル2

パーティーメンバー

サトシ

フウタ

状態 普通

生力 35/35

魔力 300/155

体力 115/40

装備

頭 無し

体 無し

足 無し

スキル

奇襲 レベル1

ねんし レベル3

噛みつき レベル3

念魔法 レベル2

称号

《従順》

持ち物

無し

他人に見せる ON/OFF


ねんし 魔力5 「主限定」

言葉を主に伝える

30字以上は伝えられない


おっ!10文字増えてるな

ということは1レベル10文字上昇でいいのかな?

「フウタ、10文字増えてるぞ」

「ワン?」

ほんと?やったぁ!

「後、念魔法もさっきのでレベルが上がったみたいだな。」

「ワン!」

やったぁ!ごしゅじんのやくにまだまだたてる!

「あぁ、頑張ってくれよじゃあ次は俺のステータスか」

「ワン」

ごしゅじんのすてーたすもみせて!

「あぁ、いいよ」


「ステータスオープン」





▁▁▁▁▁▁▁▁▁▁▁▁▁▁▁▁▁▁▁▁

あとがき

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