第60話ファイナル・コンシダレーション

地獄の黙示録……。


まったく言葉にしようがないほど凄い映画だ。


中1で初めて観た時はピンとこなかった。


暗い色彩の映画だなあという印象。


高校生になって今観るとあまりの深さに圧倒される。


親父にブルーレイBOX借りて完全版を昨日の夜に観た。


メイキングの「ハート・オブ・ダークネス」も必見だ。


コッポラが借金をしてまで完成させた過程が描かれる。


実際「地獄の黙示録」は公開されたら世界的に大ヒット。


見事にペイできてしまった。


ルミネのスタバでIPhone でYouTube でハイライト場面を観る。


映画を10本選べと言われたら確実に選ぶ1本だ。


テーマ曲のドアーズの「ジ・エンド」のモヤモヤしたサウンドが妙にハマってる。




そういや神奈子にまとわりついてるあの細身の男はなんて生徒なんだろう……。


まあ、神奈子の方から別れたいと言うならそれでもいいと思ってる。


こちらも大先生“津久茂依子”さんと堂々とセックスに励むことが出来る。


まあいつ退院してくるのか分からないが、期待してしまう。


まあ、お互いに別の相手がいるということで神奈子とはギブアンドテイクという所か。


今日はスタバに道面キオラが来てない。


日曜だってのに。どうしたのかな。





越波神奈子はラブホで目が覚める。


隣りには細身の同じ3年A組の貝谷智也がスヤスヤと眠ってる。


昨日徹夜で4回くらい交わる。


半年ぶりのセックスで燃えてしまった。


北雄の顔はよぎるがため息しか出ない。


2021(R3)10/4(日)








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