ヤンデレ幼馴染は両想い
あるとぷ
第1話 ヤンデレ幼馴染のエピローグ
僕の名前は
そんな僕にも好きな人が出来た。
彼女の名前は
もちろん祝福するのはその相手が彼女を幸せに出来ると確信したときだけだけど。
相手が女を性欲でしか見ていないカス野郎だったらその愚かな行動の動力源を取り除かせてもらうし、二股クソ野郎だったらこの社会から退場してもらう。この世界に舞い降りた天使のような彼女にふさわしい人間なんてそうそういるわけないし、しばらくは害虫退治をすることになりそうだ。世の中は汚いもので溢れかえっている。僕は彼女の隣に立つことは出来ないけれど、一人の友人として汚物どもから彼女を陰ながら守ることはできる。これからは彼女と仲良くなって好きになってもらうために一緒に行動するんじゃない、彼女を守るために一緒に行動するんだ…
彼女の心も身体もこのまま美しくあるべきだ。それだけは絶対に傷つけさせない。そのためなら僕はなんでもできる気がした。
私の名前は愛垣 芽衣。高校一年生。私には好きな人…ううん、大好きな人がいる。
彼の名前は夢次 護くん。私の幼馴染であり、運命の相手だ。だって幼稚園の頃からいつも同じ学校で、いつも同じクラスで、いつもいつも一緒に遊んだ。家だって近くにある。これを運命と言わずして何という!護くんと私は神様から祝福された最高の夫婦。この世界が私たちの関係を認めて、「早く付き合え」と言わんばかりの状況を用意してくれる。まあ、付き合うのはもう少し先にしようと思っているけど。だって、もし護くんと付き合ったら……その…我慢できる自信がないから。うん、即襲っちゃいそう。初めては直接愛し合いたいし、出来ちゃったら高校生のときっていうのは大変そうだからなぁ。今は仲のいい幼馴染…ぐらいの関係でいられてると思うし、もう少しこの立ち位置を保持しよう。護くんから告白されたり、求められたりしたら別だけど。
もし、私たちが今付き合ってないからって護くんを
護くんは運命の相手。私と彼が結ばれるのは必然。それを邪魔するものなんて……全部消えてしまえばいいんだ。
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