前出し
先日、お偉いさんの見回りチェックがあったそうです。
こういう見回りチェックの時には、代替なんかがチェックに引っ掛かり指摘があるのですが
今回その指摘がなかったということで褒められました。
一応チェックが入るからといって、気を付けましょうみたいな声掛けはありましたが
特に特別な意識はしないで、いつもの行動をしていたと思うのですが・・・
きっと、閉店後に遅上がりの人たちが完璧にしていってくれたのでしょう。
チェック項目ですが、店舗の清潔度合い、品の補充状況、並べ方、出勤予定と実際の状況等を確認しているようです。
今回、事前に言われていたのに、前出しをきちんとしておくことというのがありました。
前出しとは、その名の通り商品を手前に並べておくこと。
コンビニとかでは下がローラー状態となっている棚が傾斜しているので、手前からものを取った後も奥の商品が手前に来ますが
スーパーでは基本的に水平の棚がほとんどだと思いますので、商品が売れていくと徐々に隙間ができます。
また、手前に物がないと売り切れと勘違いされて売れるべきものが売れない機会損失が発生する可能性もあります。
それより、一番重要なのは商品がきちんと並んでいないと見栄えが悪い。
そのため、基本的には商品は前出しをされた状態が望まれます。
補充をする際は奥から出していきますが、最終的にはすべて手前から並ぶように調整します。
商品を手前のほうから並べ直すのが前出し。
それに合わせて、見た目がきちっとそろうようにします。 見栄えが命です。
そういう観点では、商品はすべて同一方向に整列されて、商品名が遠くからでも見てわかるように並べることが常に求められます。
これは一番最初に習うものの一つです。
多分どのスーパーでも同じと思います。
すなわち一番重要なことの一つということです。
ただ、同じ前出しでもやはり個人の差が出てしまうものです。
時間をかければきれいになるとしても、時間には限りがあるためスピードと見た目のキレイさの両立が求められます。
これは慣れとやはりセンスが求められますね。
私は見栄えのセンスには自信がないので、スピード優先。 そのため見栄えは正直劣っていると思います。
安さを売りにしているのでなければ、見た目がきれいにそろっているお店とそうでないお店ならきれいなお店を選びます。
そのため、見た目をきれいにする前出しは最重要課題です。
前出しに自信を持てるようになれば、スタッフとしてはもう一人前といってもいいでしょう。
あなたのその前出しで、そのテンポで物を買うことを決めてくれるのかもしれないのですから。
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