第一回 バージョン2.0
① 収録スタジオ(NHK風)
関西のニュース。メインテーブルの上
手に女性アナウンサー、下手に男性ア
ナウンサー。共に椅子に座って、にこ
やかに正面を向いている。二人の後ろ、
モニターに『2025年 大阪万博開催決
定』の画面。
男性アナウンサー「それでは、ここで中継で
す」
女性アナウンサー「(明るく)明石さん」
② 中継画面
T『中継 大阪湾上空』、T『カメラ
マン 明石桃之助』の文字。
取材ヘリの窓外、眼下に大阪湾(北港)。
太陽の光を反射して、キラキラ輝いて
いる。
明石の声「はい明石です。こちらは大阪湾上
空です」
右下にコーナーワイプがF.I。中に女性
アナウンサー。
女性アナウンサー「綺麗ですねェ」
取材ヘリ、
明石の声「はい。今日は、大阪万博開催決定
を祝福しているかの様な、とても良いお天
気です。2025年の大阪万博は、ここ大阪湾
の
輝く未来社会のデザイン』、人類の長寿と
健康を」
と、突然、
かの様な煙が立ち上がる。同時に、コ
ーナーワイプの中、男性アナウンサー
になって、
男性アナウンサー「あッ! 何でしょうか!」
続けて二発、三発と同様に立ち上がる
煙。
明石の声「あッ! 何か起きています!」
SE、主調整室のざわめき。
明石の声「(小声で)はい、はい。(収録ス
タジオに)私は予定を変更し、これから
──────────────────────
男性アナウンサー「気をつけて下さい」
と、コーナーワイプがF.O。
③ 収録スタジオ(NHK風)
女性アナウンサー「(真剣に)皆様には、詳
しい事が判り次第お伝えします」
──俯瞰で。
男性アナウンサー、カメラに向かって、
男性アナウンサー「それでは次のニュースで
す」
④
遠くに勇壮なBGM。
PUNしていく。と、煙の立ち上がって
いる場所にバッとT.U。
イエロー「ムーン・サルト!(と武器の鞭を
放つ)」
バッと鞭に束ねられ、電撃に痺れる敵
の戦闘員達。
バタバタと地面に倒れていく敵の戦闘
員達。P.Uして、狼狽するダービー、
ダービー「(後退り乍ら)おのれ、エキスポ
ン!」
ブルーの声「ラクトバチルス・ショット!」
と、画面中央から、放射状に放たれる
無数の白い矢。
──俯瞰で。
その矢が一斉に、ダービーを囲んで地
面に突き刺さる。狼狽えるダービー。
× × ×
バッと両手を広げ、太陽を背にしてカ
ッコよく飛び上がっているレッド。T.U、
キラリと光る戦闘マスクの目。
レッド「ファイアー・イン」
と、武器の棒を構えて、上空からダー
ビーに突っ込んで行く。
──俯瞰で。
ダービー、バッと両掌を上空(レッド)
に向けて、
──────────────────────
ダービー「(エコーで)ホース・パワー!」
× × ×
レッド、真正面から強烈な衝撃を受け
て、
レッド「ぐあッ!(と、くの字になる)」
× × ×
ブルー・イエロー「レッド!」
同時に、バランスを崩すブルーとイエ
ロー。大地を駆ける無数の蹄の音。激
しく揺れる地面。
ブルー、武器の弓を持ったまま、木の
上から落下。T.Bして、地面に伏せて、
頭を守っているイエロー。その中を駆
けて行く馬(幻)の大群。轟く蹄の音。
巻き上がる砂塵。
ダービー「(OFF)小童共。爺と思って、238
歳を侮るでないわ(と忍び笑う)」
ダービーの声、高笑いになる。と、思
いっきり上体を起こして大きく嘶く一
頭の馬(幻)。透過光最大、F.O。
透過光最大からF.I。何事も無かったか
の様に、静まり返っている
敵の姿は無い。
ブルー、イエローの手を取って、
ブルー「大丈夫か?」
イエロー「ええ……レッドは?」
屈みこんでいるレッド。わなわなと震
えて、
レッド「俺の……」
レッド、バッと上体を起こして、
レッド「(泣いて)俺の武器がァッ!」
と、両掌の上、粉々に砕かれた武器の
棒。
その遥か後方に、報道ビデオカメラを
回している明石。
⑤ 万博記念公園・自然文化園
太陽の塔(背面)。その先に、エキス
ポタワーが見えている。
──────────────────────
⑥ エキスポタワー・研究室
展望室のひとつ。オープンリールデー
タレコーダー等の'70年代の機械が並
んでいる。
トレーの上に、バラバラになった武器
の棒。T.Bして、トレーを置いた作業
台の後ろに菊竹博士と私服のレッド。
二人、台上のトレーを見ている。菊竹
博士、眼鏡のレンズに室内照明が反射
して、表情がさっぱり判らない。レッ
ド、戦闘マスクはつけたままだが、か
なり憔悴している。レッドの肩を軽く
叩く菊竹博士。
⑦ 同・エレベーターの中
閉まる扉の前にレッド。レッド、その
まま溜息をついて扉に寄りかかり乍ら、
上を向く。
下って行くエレベーター。ガラス張り
の籠の外、太陽の塔が見えている。と、
籠、一階で止まって、
M『チン』とエレベーターの止まる音。
レッド、扉が開くと同時に、思いっき
りひっくり返って、
レッド「どわァッ!」
⑧ 同・指令室
展望台のひとつ。窓外、肩を落として
歩いて行くレッドが見えている。T.B
して、窓の前にイエロー。レッド同様、
戦闘マスクに私服だが、一糸の乱れも
無く、きちっと髪をアップに結い上げ
ている。
心配そうに窓外を見ているイエローを
更にT.B。'70年代の調度品でコーディ
ネートされたオシャレでレトロな室内。
段差を利用したラウンジ風のソファー
でコーヒーを飲んでいるブルー。イエ
ロー同様、戦闘マスクに私服で、宝塚
歌劇の男役の様にビシッと決まった髪
──────────────────────
型。
突然、壁の回転灯が光ってブザーが鳴
り響く。
ロボッチ「緊急事態! 緊急事態!」
と、扉が開いて、入って来る'70年代
風のロボット(ロボッチ)。ぴたっと
止まるとブルブル震えて、口から
テープを吐き出していく。
ルー。その横に駆けて来るイエロー。
イエロー「(ブルーに)レッドを!」
と、腕時計に手をかける。
ブルー「待て(とイエローを制する)」
はっとブルーを見るイエロー。二人、
暫し見合うと、力強く頷く。
⑨ 万博記念公園・自然文化園
──仰角で。
太陽の塔の手前、ベンチにレッド。膝
を抱えて座っている。
大将の声「レッドさーん! タカシが!」
はっと顔を上げるレッド。
⑩ 大阪南港野鳥園・駐車場
慌ただしく走っている小学三年生の団
体。制服姿で背にリュック、水筒を下
げている。それを誘導している教員。
只ならぬ顔。T.Bして、手前に公衆電
話をかけているタカシ。その横にタケ
シ。制服他、児童達と同様。
タカシ「僕等を助けてくれてン! けど、掴
まってしもーた!」
タケシ「(受話器に向かって)はよッ! は
よ来て! リーダー!」
⑪ 売店・中
レッド、黒電話の受話器を耳にして、
レッド「よし! 今、行く!」
レッド、勢いよく受話器を置く。
──────────────────────
が、はっとするレッド。
レッドの後方上部にテレビ。関西のニ
ュース(シーン①の収録スタジオ)が
映っている。テレビ画面上手に男性ア
ナウンサー、下手にワイプ。ワイプの
中、万博戦隊エキスポンの三人の写真
と、T『万博戦隊EXPON』。
男性アナウンサー「昨日、
戦隊エキスポンと怪人組織『トーナメンツ』
の最高幹部の一人、ダービーとの闘いがあ
りました」
と、テレビ画面が切り替わって、シー
ン④の戦闘が映し出される。
M、速報の音。
映像上部に、T『ニュース速報』。
女性アナウンサー「(OFF)この時、万博戦
隊エキスポンのリーダー、レッドの武器が
壊れてしまうという事態が起こり」
と、レッドの両掌に砕けた武器の棒の
映像。
映像上部に速報、T『大阪南港野鳥園
に怪人組織「トーナメンツ」出現』、
続いて、T『遠足の小学生避難』。
T.Bして、テレビを見上げている大将。
大将「壊れたンか……」
と、レッドを見る。その視線の先、黙
って立ち尽くしているレッド。
男性アナウンサーの声「ここで速報です。只
今、大阪南港に怪人組織『トーナメンツ』
が現れました」
大将、正面からレッドの両肩をガシッ
と掴んで、
大将「しっかりせェッ! 必要なンは武器な
ンか? 違ゥやろ!」
女性アナウンサーの声「避難した児童の話に
よりますと、万博戦隊エキスポンのブルー
とイエローが、怪人組織『トーナメンツ』
の最高幹部の一人、ギネスに掴まっている
との事です」
キッと顔を上げるレッド。
──────────────────────
⑫ なにわの海の時空館・外観
──仰角で。
青空が映り込み、差し込んだ日差しで
キラリと光る巨大なガラス製のドーム。
T.Bして、ドーム入口。立ち入りを禁
止するフェンスに看板、『なにわの海
の時空館は平成25年3月10日をもって
閉館しました』。
⑬ 同・二階
──仰角で。
ギネス、
っとFr.in。
ギネス「よくも優秀な人材育成計画を邪魔し
てくれましたね」
× × ×
ブルー「子供達を怪人にして堪るかよ!」
イエロー「一人一人、素晴らしい未来があり
ますのよ!」
× × ×
ギネス「(嬉しそうに拍手して)勇ましい事。
(拍手を止めて)さりとて、今のあなた方
に一体何ができるというのでしょうか」
と、振り返り乍ら仰ぎ見るギネスに合
わせて俯瞰になって、
× × ×
──仰角で。
四階まで吹き抜けの天井。その最上部
から吊るされているブルーとイエロー。
共に戦闘服姿。
レッドの声「そこまでだ!」
はっと正面を見るギネス。
× × ×
M、勇壮なBGM。
戦闘服姿のレッド、透過光を背に見得
を切り乍ら、
レッド「万博戦隊、エキ」
× × ×
イエロー「気をつけて!」
× × ×
──────────────────────
ダービーの声「(エコーで)ホース・パワー
!」
レッド「ぐあッ!(と吹っ飛ぶ)」
──仰角で。
ブルー「ソレ、無しだろ!」
イエロー「『お約束』は守って下さい!」
して、
ダービー「そんな事をいちいち守っておるか
ら、我等は負けるのじゃ!」
と、
達。
ダービー、
ダービー「(意気揚々と)小童。『お約束』
さえ守らねば、その
ぬ」
ギネス「(暗い表情で不満気に呟いて)そも
そもあなたが仕留め損なったから、ワタク
シが駆り出されたのですよ。お陰で、ワタ
クシの休暇が台無しです」
と、USJ(ユニバーサル・スタジオ・
ジャパン)のチケットをぎゅっと握り
締める。
ダービー「(ギネスに)何か言ったか!」
ギネス「(ダービーに)いえ! このギネス、
この場を盛り上げさせていただきます!
御老体!」
× × ×
ギネス、両手を前に開いて、
ギネス「(エコーで)ブラック・ミスト!」
瞬間、黒い霧に包まれる館内に、レッ
ド、ブルー、イエローの挿入映像がC.I。
レッド「!」
ブルー「!」
イエロー「!」
身構えるレッドの周りをPUNし乍ら、
黒い霧が次第に闇となって、
ギネス「光が無くとも、ワタクシ達にはあな
たがよォく見えています」
──────────────────────
ダービー「今から傍へ参る。我慢できるかな。
(切り替えして)ところでお主、先程どさ
くさに『御老体』と言わなんだか?」
ギネス「は? 何の事でございましょう」
上品に忍笑するギネス。
ダービー、ギネスに応えて忍笑する。
──俯瞰で。
闇の中、ダービーとギネスの忍笑が響
いている。
息を殺して身構えているレッド。ダー
ビーとギネスの忍笑が静かに消えてい
く。と、完全な静寂。
× × ×
じっと身構えたままのレッド。戦闘マ
スクの上を伝う一筋の汗。
と、突然、暗闇の中にカッと光るヘッ
ドライト(四輪駆動車)。
ヘッドライトに照らされたギネス、慌
ててマントで顔を隠して、
ギネス「何事!?」
瞬間、突っ込んで来た四輪駆動車に、
ギネス「きゃあッ!(と吹っ飛ばされる)」
⑭ 四輪駆動車・車内
──フロントガラスからの風景で。
窓外、ヘッドライトに照らされて、右
往左往と逃げ惑っている戦闘員達。そ
れを追う四輪駆動車。少々乱暴な運転。
⑮ なにわの海の時空館・二階
ダービー(後ろ姿)、突っ込んで来る
四輪駆動車の前にバッと立ちはだかっ
て、
ダービー「(勇ましく前を指して)おのれ、
何奴!」
急ブレーキで横滑りする四輪駆動車。
四輪駆動車、運転席側をダービーに横
づけして、勢いよく停止する。と、
ダービー「え?」
瞬間、勢いよく開いた扉に、
──────────────────────
ダービー「だはァッ!(と吹っ飛ばされる)」
運転席からずいっと立ち上がる菊竹博
士。頭にヘッドライトの点いた工事用
の黄色いヘルメット、緑十字に『安全
第一』の文字。T.Uして、キラッと光
る菊竹博士の眼鏡。そのレンズに映り
込んでいるレッド。菊竹博士を見てい
る。
菊竹博士(手)、ぐいっと新しい武器
の棒(様々な色のLEDライトが輝いて、
超メカニックになっている)を差し出
す。伸びて来るレッドの右手。震えて
いる。その手が力強く、新しい武器の
棒をぐっと握る。と、
レッド、気合い充分の大見得を切り乍
ら、
レッド「ファイアー・インサークル!」
⑯
対岸に、なにわの海の時空館。轟音と
共に大爆発して、ドームを構成してい
る4,208枚のガラスが一斉に吹き飛ぶ。
⑰ なにわの海の時空館・外観
シーン⑯同様の大爆発。と、同時に、
その中から飛び出してくる四輪駆動車。
運転席に菊竹博士。工事用ヘルメット
を被ったまま。
⑱ 同・一階
建築物の骨組みだけが残って、大阪湾
が見えている。キラキラ落ちてくるガ
ラスの粉とパラパラ落ちてくる瓦礫。
無傷のレッド、二階から軽やかに降り
て、すたっと片膝立ちとなる。と、そ
の後ろに崩れ落ちてくる
SE、
レッド、思いっきりカッコよく、
レッド「人類のォ、進歩と、調ー和ーァッ!」
と、大見得が決まった瞬間、横から乱
──────────────────────
暴に新しい武器の棒を取り上げる真っ
黒焦げのブルー。
ブルー、その武器の棒を膝に当てて、
ブルー「ふんッ!(と真っ二つに折る)」
レッド「(驚いて)あァッ!?」
瓦礫の下敷きになっている真っ黒焦げ
のイエロー、片手で頬杖、反対の手の
指でトントントントンと床を叩き乍ら、
イエロー「当然ですわね」
と、フンッと黒い煙を吐く。
⑲ 万博記念公園・自然文化園
シーン⑤同様。
⑳ エキスポタワー・指令室
武器の棒(シーン④と同じもの)を差
し出す菊竹博士(両手)。
戦闘マスクに私服のレッド、
レッド「(震えて)俺の」
──俯瞰で。
レッド「(嬉し泣きして)武器ィッ!(と武
器の棒を勢いよく掲げる)」
レッドの後ろで「やれやれ」という顔
のブルーとイエロー。共に私服で、き
ちっとセットした髪に戦闘マスク。
× × ×
レッド、気合いを入れて見得を切る。
と、カッコよく見得が決まった瞬間、
武器の棒の両端から、魔術の杖の仕込
み花がポンッと飛び出して、パァッと
舞う紙吹雪。と、同時に、
SE、赤ちゃん玩具のラッパ音。
レッド「!?」
ブルー、イエロー、タカシ、タケシ、
ロボッチ、口々に、
イエロー「(拍手して)まァ、素敵!」
タカシ・タケシ「(大喜びで)すっげー!
もっぺんやって! もっぺん!」
ロボッチ「(喜んで)モッペン! モッペン
!」
──────────────────────
ブルー「(泣き乍ら馬鹿笑いして)イイね!
ソレッ!」
T.Bして、見得のまま固まっているレ
ッド、
レッド「(暗い表情で)……」
㉑ 同・エレベーターの中
指令室の賑わいを閉ざす様に閉まって
いく扉。T.Bして、扉の前に菊竹博士
(後ろ姿)。
下って行くエレベーター。ガラス張り
の籠の外、太陽の塔が見えている。
菊竹博士、外光が眼鏡のレンズに反射
して、表情がさっぱり判らない。
菊竹博士「(呟いて)バージョン2.0……改
良」
㉒ 万博記念公園・自然文化園
菊竹博士「(OFF)ククク(と不気味に笑う)」
下りて行くエキスポタワーのエレベー
ターをT.Bして、シーン⑤同様。エレ
ベーター、一階を素通りして地下に下
りて行く。
㉓ USJ・JRユニバーサルシティ駅側アーチ
抜けるような青空からP.Dして、『ユ
ニバーサル』のシンボル・モニュメン
ト。
㉔ 同・『ハリー・ポッター』のエリア
──仰角で。
ギネス「(紅顔して)んん~」
と、嬉しそうに振り返るギネス。片手
を頬に当てて、反対の手にソフトクリ
ーム。
楽しそうなギネスを俯瞰していって、
㉕ 大阪湾・上空
──シーン㉔から大俯瞰になって。
USJ、
──────────────────────
の光を反射して、キラキラ輝いている
大阪湾。
ギネスの声「(叫んで)大阪、サイコー!」
第一回『バージョン2.0』終
<附記>
Ⅰ:エキスポタワー
大阪万国博覧会(1970年開催)のラ
ンドマークタワー。2002年8月より解
体、2003年3月完全撤去。
Ⅱ:なにわの海の時空館
大阪市立の海事博物館。2000年7月
14日開館、2013年3月10日閉館。
建築家ポール・アンドリュー氏によ
る、4,208枚のガラスを用いたジオデ
シック・ドーム建築。解体・撤去して
いないので、現在も外観のみ見る事が
できる。
Ⅲ:
江戸時代、上方と江戸を結んだ
全長29.4m、船幅7.4m、深さ2.4m、
帆柱の長さ約27m、帆の大きさは畳200
畳分の、弁財型千石積みの江戸時代最大
級の和船で、実物大復元船が『なにわの
海の時空館』の二階から四階(天井)に
かけて吹き抜け展示されていた。現在も
同館内に保存中だが、一般公開されてい
ない。
第一回ふね遺産認定(日本船舶海洋工
学会)。
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