【一】カクヨムなんぞはわからない


 もうそのままです。人気や金のためにやってはいませんが、あって損はないので……と。しかしここはバーチャルな空間で現実とはまた様式が違います。最初は原稿を送ってデビューした本物の作家さんよりも大人気の作品がひしめいております。その点でも異質です。ですから、まず人気を得たいのならば、集客したいのならば何にせよ、WEB小説という世界、そしてその中にあるカクヨムを知る必要があります。

 まあそれでも面白いものをかけなければ、いくら詳しくてもダメというのがなんともやりがいがあり、難しいところです。


 しかし、黎明期のカクヨムは物凄い荒涼混沌としていましたよね。焼野原のような、昭和の繁華街のような。オレオとか、今知らない世代もいるんじゃないでしょうか。そこからビシッと修正や更新を重ねて果てにはロイヤリティプログラムなんていう、頑張った作者へのご褒美までもらえるようになりました。何というかその点でもって感慨深いし、運営ご苦労さまですと声をかけたくなります。まだまだこのわからなくも面白いカクヨムが続くことを願って。

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