第42話 ポンパドール夫人と鹿の園
ルイ15世の公式愛妾 公妾となったポンパドール夫人
公妾というのは 本来、欧州では一夫一妻制でしたが
当時は 子供の生存率などが低く その為もあり
※王家などは血縁結婚が多く 子孫が絶える例も(スペイン系ハプスブルグ家
血族、関係者が継ぐ形の一例フランス王家 カペー→ヴァロア家→
・・メロウリング王朝も・・英国の方もですね
正式な立場として
妾の存在を国も認めるという 法律でした
彼女らの子供などは
年金と有力な嫁ぎ先や臣下(将校など)としての立場を認められています
公妾として有名な一人 ポンパドール夫人は
美しさと才知でも知られて 長年 敵同士として争った
オーストリア帝国とも同盟を結び 敵国となったプロイセンを相手に
当時のマリア・テレジア女帝とロシアのエカテリーヌ女帝と同盟を
組み 戦った話などは有名です(三枚のペチコート作戦)
一説、あるいは異説となりますが
美しく才知のあったポンパドール夫人ですが
やや体力的に夜の相手は疲れもあり またライバルの他の公妾などの心配から
鹿の園というルイ15世為だけの娼館 鹿の園を作りました
王宮から繋がっていたという説に 王が近くに作られた鹿の園(狩りの帰りなど?)
立ち寄ったという説もあります
鹿の園の集められた女性、娼婦たちは 相手が誰かという事は知らぬまま
言われた通り 相手を勤めました
その中には後に
公妾の一人となったマリールイーズ・オミュルフイ(ルーアンの兵士の娘だったと言われてます)
ポンパドール夫人が亡き後
他にもデュ・バリー夫人(ベルばらにデュ・バリー夫人が出てます ポンパドール夫人ではありませんのでご注意)
が公妾となりました
鹿の園についての小説などアメリカハリウッドでノーマン・メルラーが書いてます
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