第29話 保険の成り立ち

1)地中海の貿易などで商人達が 自然災害、盗賊、海賊に襲われる危険

 こうした損失のリスクに備えた、資金の借り入れなどです


また現在の保険とは違い 

保障としての人質などもそうしたものに含まれました


紀元前300年前後 紀元前 「冒険貸借」というものが商人達の間で行われたのです


船や積み荷の持ち主が それらを担保に金融業者(金貸し)からお金を借り入れして

トラブルが無ければ 利息をつけて返済する仕組みです


もし船や積み荷が嵐に襲われたり 海賊に襲われるなどの事があれば

返済が免除されるという条件が付いてました


いわゆる海上保険に近いものです



(2)欧州の中世の都市で組織された同業者の組合「ギルド」

   

   仲間同士で仕事で困った時 病や怪我などの事情で働けない場合

   死亡した時に遺族に対して生活援助などをしていました


   いわゆる生命保険の始まりです


ハンザ同盟については また後日に^^;

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