第28話 イタリア・ローマ サンタンジェロ城の伝説
ローマ市内のヴァチカンの近くにあるサンタンジェロ城
円形のフォルムの美しい建物で 近くにはテヴェレ川が流れ
橋がかけられて 橋の上には天使の彫像たちが見守るように 幾つも立ってます
※ヴァチカンはローマ法王・または教皇の住まう処です
中世 疫病が流行した時に サンタンジェロ城の上に大天使ミカエルが
降り立ち 剣を一振りすると疫病が退散したという伝説もあります
ヴァチカンから繋がる通路(パセット)が作られて 諸外国などの外敵が襲ってきた時に
法王たちはサンタンジェロ城に立てこもり 戦ったという話も残ってます
前線基地の役割を果たしました
さて・・このサンタンジェロ城はヴァチカン側が作ったものでなく
古代の時代に 五賢帝ハドリアヌス帝が
自分やこれからの皇帝の霊廟として
建築を始めたものです
(完成は次の皇帝のアントウニウス・ピウス皇帝の代で完成)
『ハドリアイネウム』と完成当時は呼ばれていたようで
130年にハドリアヌス帝の意思により着工 彼の死から一年後の139年に完成
その後 ルネッサンス期に改築 中庭は天使の庭と呼ばれてます
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